ドライバー紹介
今年度のドライバー/コドライバーは、眞貝知志(しんかいともゆき)選手と田中直哉(たなかなおや)選手。
ドライバーの眞貝選手は、かつてホンダのEK9シビックTYPE-Rを駆り、2006年には中部近畿ラリー選手権でシリーズチャンピオンを獲得。翌年から全日本ラリー選手権へとステップアップを果たし、2009年の第1戦「ツール・ド九州」では総合7位に入るスピードでJN-2クラス優勝をはたした、若手ドライバーの筆頭格だ。
一方、コドライバーの田中選手は2009年の東日本ラリー選手権チャンピオン。国際ラリー経験もあり、またPWRCチャンピオン新井敏弘選手の国内での活動の際にコドライバーをつとめていたという逸材。チームとしては、どちらもこれ以上ない人選だと自信を持って言える。
これまでメインコドライバーを務めてきた僕だけれど、今季は選手としては退かせてもらい、チームプロデューサーとして全体を見渡せる立場につかせてもらうことになった。ありがたくもファンの皆さんをはじめ、選手として慰留をすすめてくる声も多かったけれど、ここはチームの発展を第一に考え、運営面から強化をはかりたいと思ったわけなんだ。
これまでは選手とプロデューサーを兼任していたために、忙しくてどうしても手の届かない部分もあったのは確か。今年はプロデュース面を専任で担当することになったから、ファンの皆さんの立場に立ったキメ細かな広報活動を進めていけるはずだ。
開幕戦・唐津の見どころ
『メロンブックス・ラリーチャレンジ2010』、その最初の参戦イベントとなるのが、4月9~11日の日程で佐賀県唐津市にて開催される、全日本ラリー選手権第1戦「ツール・ド・九州2010 in 唐津」。総走行距離498.82km、スペシャルステージは22本/101.19kmとなるビッグイベントだ。
まず9日は、午後5時から市内の唐津神社にてセレモニアルイベントが開催される。1年の無事な活動を祈願して選手一同お祓いをうけ、その後は唐津神社の鳥居を出るセレモニアルスタートだ。9日はこのセレモニアルイベントのみだけど、古い鳥居とカラフルなラリー車の組み合わせは、他では絶対に見られない光景だ。雰囲気バッチリなので、余裕があればぜひ見ていただきたい。
本格的な競技の開始は、翌10日から。10日、11日とも、松浦河畔公園国際交流広場にもうけられたサービスパークは入退場自由、観戦無料となっている。サービスパーク内には物販ブースや協賛展示ブースも併設されており、のんびりとした空気でサービスの模様を見学できるはずだ。なお今回も、メロンブックスのグッズ販売ブースが設けられる予定なので、皆さんどうぞよろしくです(笑)。
お楽しみのギャラリーステージは11日(日曜日)、唐津近郊にある小さなため池の周りをめぐる、通称「レイクサイドステージ」で開催される。観戦の受付は、11日の朝8時~10時、松浦河畔公園サービスパークにあるギャラリー受付にて。こちらは入場料1000円がかかるけれど、場所を選べばステージのほぼすべてが見渡せる素晴らしいロケーションのステージだ。観戦場所の足場も整備されているので、お子さん連れでもOK。春のピクニックがてら、国内最高峰ドライバーたちの競演を楽しんでみてはいかがだろうか。
その他、詳しい観戦情報は「ツール・ド・九州」オフィシャルWEBサイトまで。今年最初のメロン号の挑戦を、ぜひその目に焼き付けて欲しい!
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