東芝「REGZA」は激安の型落ちモデルもチェック!
次は東芝で購入を想定するモデルの選定なのだが、まだ今春モデルが発表されていない。エコポイント新基準に対応した最新モデルを購入想定モデルとしたかったのだが、発表前のため、現行モデルから購入想定モデルを選んだ。
そこで、東芝はちょっと趣向を変えて、型落ちになるが他と同じ大画面モデルのシミュレーションと、最新のミドルサイズモデルのシミュレーションの2本立てとしてみた。
エコポイントは46V型以上で3万6000点だが、42/40V型では2万3000点、37V型で1万7000点とサイズが小さくなるとポイントも少なくなる。そしてショップポイントも価格が低くなるためにトータルでの還元ポイントにはかなり差が出てくる。これにより、手に入れられるAV機器にも差が出てくる。価格が安い型落ちモデル購入の場合のシミュレーションとしても参考にしてほしい。
まず、他社と同じ趣向の大画面モデルでは、「REGZA 47Z8000」をチョイスした。ちょうど1年前の2009年春モデルだが、実売価格16~26万円と最安値はかなりお買い得である。型落ちとはいえ、最上位のZシリーズなので、超解像技術「レゾリューションプラス2」や、自動画質調整「おまかせドンピシャ高画質2」と実力的には十分だ(関連記事)。
最新モデルと同様に光沢パネルも採用しているので、画質的な面でそれほど見劣りは少ない。しかも、USB/LAN HDDとの接続に対応し、テレビ録画が可能。裏番組の視聴はできないが2番組の同時録画も可能だ。
ちなみに、昨年10月に登場した最新モデル「47Z9000」は、アニメーション映像における超解像処理を強化した「レゾリューションプラス3」や、色温度センサーを追加した「おまかせドンピシャ高画質3」、裏番組の2番組同時録画、遅延を約2フレーム短縮した新「ゲームダイレクト」モードなどが搭載されている。
47Z9000の方が画質的な改善や機能強化も施されているのは確かだが、実売価格が20~28万円ほどと47Z8000と比較するととやや高め。なによりZシリーズで好評のネットワークダビング機能「レグザリンク・ダビング」や、USB HDDからLAN HDDへダビング、DLNA対応クライアント機能などのネットワーク機能はZ8000でも備わっている。もちろん、HDMIリンク機能である「レグザリンク」にも対応しているので、これらに魅力を感じるユーザーなら、まさに今が買い時だ。
ただし、本機のように発売から時間の経っているモデルには、4月1日以降はエコポイントの対象とならないものがある。いわゆる型落ち狙いで高級モデルや大画面モデルを狙っている人は3月いっぱいがチャンスになる。
さらに言えば市場に出回っている在庫数も少なく、激安のオンラインショップなどではショップのポイントがつかなかったり、運送費に別途数千円が必要だったりすることもある。慎重にショップを選びつつ、購入はなるべく急いだ方がいいだろう。
もうひとつの購入想定モデルは、BDプレーヤー内蔵の「26R1BDP」(関連記事)。パーソナル用のミドルサイズモデルで、なんと言っても単体でBD/DVDソフトの再生が可能。「BD-Live」機能にも対応しており、コンテンツ保存用のUSB端子も備えている。
ベースになっているのは、「R9000」シリーズで、USB HDDを接続してテレビ録画もできる。比較的安価な価格ながら、BD再生もテレビ録画もできる多芸なテレビ。まさに自分の部屋用や、ワンルームマンションで暮らしている人にはちょうどいいモデルと言っていい。
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