3月2日、プルーフポイントはクラウド型メールセキュリティサービス「Proofpoint ENTERPRISE」の国内投入を発表した。本サービスは同社の電子メールセキュリティソリューション「Proofpoint 6」をSaaSとして展開したモノで、運用管理の省力化やコスト削減、導入のしやすさなどのメリットを持つ。
ウイルス、マルウェア、スパムメールなどを防ぐインバウンド型の「Protection Suite」と、誤送信対策や暗号化などで情報漏えいを防ぐ「Privacy Suite」の2つのサービスが用意されている。価格はインバウンド型のProtection Suiteが年額2670円/1ユーザー、Privacy Suiteは年額3930円/1ユーザーとなっている。国内でのサービス開始は4月を予定している。
米プルーフポイント ワールドサイトセールス・VPのディーン・ヒックマン-スミス氏によると、米国ではすでに60%がクラウド型サービスの収入になっているとのこと。とはいえ、オンプレミスとSaaSの連携も大きな売りとなっており、「ユーザー側にアプライアンスを設置し、SaaSと連携することで、我々でも読めないよう二重に暗号化をかけるなどユニークな機能も持っている」とのこと。
ヒックマン-スミス氏は「クラウドに移行すれば、管理も容易になる。容量やインバウンドの問題も解消できるし、フェースセーフで確実に届けられる。ポリシーもクリーンになる。管理者は他のクリエイティブな作業に集中できる」とそのメリットを語った。
