フロントパネルに浮かび上がる au「S002」
S002のフロントパネルは、光っていないとSH-02Bよりもイルミが現れることに気付かないだろう。しかし着信などがあるとイルミネーションが光り、お知らせアイコンが浮かび上がる。また時計表示も行なう。このイルミは線が縦横に並んでいるシンプルなイルミだが、誕生日には四角形の表示になり、ぐるぐる回るイルミが見られる。
またフロントパネルの縁に1つランプがあり、色や点滅の種類を変えられる。オリジナルの点滅パターンも作成できるのだが、1つだけのランプということもあり「さり気ない」印象だ。ド派手に光らせたい人には物足りないが、S002イが欲しい人には、この「さり気ない」のがいいのだろう。
ランプ1点のシンプルイルミ
ソフトバンク「840P」
まさにシンプルイルミの代表格が840Pだ。光るのはフロントパネルでただ1点。サブディスプレイの脇にあるランプだけ。しかしこれも立派なイルミネーションだ。設定で7種類(OFFを含めれば8種類)の色を選べるし、激しく点滅するので、小さいわりに目立つ。とくにグリーン、イエローは強い色と感じた。またテンキーも光るが、こちらもシンプルなバックライトだ。
5つのイルミで多彩なパターン
ソフトバンク「940SH」
フロントパネルにサブディスプレイがあることには気付くが、すぐそばに実は5つのイルミがある。このイルミパターンに激しい点滅をするものがそろっている。たとえばサッと線が光るような「流星4」、5つのイルミが一斉に点滅する「警告灯」、2つずつ激しく点滅する「ビート」、逆にゆっくり点滅する「ゆらめき」、波が打ち寄せては引く動きのような「波紋」など。5つのイルミで随分とさまざまなパターンがあるものだ、と驚いた。
同じNでもこちらは抑えめ
ソフトバンク「940N」
サイズ/デザインが似ているドコモのN-01Bと同じように、フロントパネルとテンキーにイルミの設定ができる。しかし、こちらはやや抑えめ。フロントパネルはサブディスプレイ脇の1点が光るだけだ。ただし「N」らしく色とパターンを選べるので、強めのグリーン系を激しく点滅させる、といった設定にすると目立つだろう。逆にボワーっと光らせることもできる。
テンキーのイルミネーションは、N-01Bほどキー全体が光るわけではない。テンキーの各キーの間にあるイルミが、縦の線を作るように光る。こちらも「マルチカラー」などの色やパターンを選べるので、多くのケータイよりは明らかに「派手」にできるが、N-01Bには敵わない。
折りたたみケータイならではのイルミネーション
イルミネーションの派手なケータイが減っているのは、フルタッチパネルのケータイが増えたことも理由のひとつだろう。たとえばiPhoneの背面にイルミがあっても、目につかないことが容易に想像できる。
しかしイルミはカスタマイズできるとグッとおもしろくなる。暗闇の中で虹色に光ったりするのを見るとちょっと嬉しい。これらフロントパネルやテンキーの「遊び心」を、たまには楽しんではいかがだろう。恐らくガラケーならではの楽しみのはずだから。
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