タフ、エコ、エコノミーのA4カラーLEDプリンター
この2モデルは、カラーA4機としてはハイエンドに位置付けられる。かなりヘビーに使っても期待に応えてくれる頼もしい存在だ。
そのポイントをまとめると、「タフ」「エコ」「エコノミー」という3点に集約される。
「タフ」は、まず印刷速度の速さだ。モノクロなら毎分36枚、カラーでも毎分34枚と同じA4ページプリンターでは最速クラスに位置する。
装置寿命の長さも注目に値する。C711dnなら60万枚、C610dnは42万枚の印刷を保証するというA3プリンター並みの耐久枚数をうたう。給紙機構の部分も改良しており、重送や紙づまりが起こりにくい。プリンターを選ぶときには単純な安さに目がいきがちだが、ビジネスの現場では「大切なときにトラブルが起こりにくい」というのが最優先だろう。
「エコ」では、スリープモード時の消費電力でクラス最小の約0.9W※1を実現した。これにより深夜など使わない時間帯の電力を大幅に減らせる。印刷よりも待っている時間が圧倒的に長いプリンターだからこそ、このスリープ時の消費電力は見逃せない。