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仕事の流れを妨げないA4カラー

オフィスの主力! OKIデータの新カラーLEDプリンター

2010年02月16日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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POPに便利! 長尺用紙や厚紙にも対応

 印刷に関していえば、対応用紙や給紙枚数の多さにも注目しておきたい。

 対応用紙は、前面にあるマルチパーパストレイでは、250g/m2までの厚紙に対応できる。一般的なA4サイズの用紙は60〜80g/m2なので、かなり厚口の紙でも印刷が可能だ。このマルチパーパストレイは長尺用紙も扱える仕様で、210×1320.8mmまでの印刷に対応している。推奨用紙として210×1200mmというサイズの長尺用紙を用意している。例えば、さまざまな用紙をポスターに使う販売店などで活躍してくれるだろう。

 給紙枚数は、ファーストトレイが330枚、マルチパーパストレイが110枚となっている。さらに、底面にオプションのセカンド/サードトレイを増設すれば、最大で1600枚もの用紙をセッティングしておける。こちらはバリバリ印刷するというオフィスにとってうれしい仕様だ。

前面。高さを抑え、全体的にすっきりとしたデザインになっている。「COREFIDO」のロゴがある部分を開くとマルチパーパストレイが現れる

右側面の奥下には電源スイッチが、その右側には自動両面印刷ユニットがある

背面左上には10/100BASE-TXとUSB 2.0の端子を用意。ACコードやケーブル類の接続部分も左側に集めてあり、雑多になりがちなケーブルをきれいに収めることを考え設計されている


耐久性やメンテナンス性も高い!

 長く使う上で外せないのが、5年間無償保証という点。プリンターはそう頻繁に買い替えない機器なので、ユーザーにとって長期に保証してくれるというのはかなりうれしいポイントだ。

 逆にメーカー側で5年も保証してくれるというのは、壊れにくいという自信の現れでもある。OKIのLEDプリンターは、レーザープリンターに比べてシンプルな構造で、部品点数も少ない。ちなみにプリンターの装置寿命は、5年または42万枚の高耐久性となっている。

 メンテナンスの簡単さも見逃せない。C610dnは、本体前面のボタンをポンっと押すだけで、上部がガバっと開いて内部にアクセスできる。例えば、紙づまりを起こした場合でも、自分で本体を開けるので、トナーとドラムを外すだけで詰まった用紙を取り除ける。

 長期間使っているうちにゴムが劣化しやすい給紙ローラーも、ユーザーの手で交換できるようになっている。C610dnから採用した新しい機構で、別売の給紙ローラーを用意すればすぐに交換が可能だ。

本体上部を空ければかんたんに内部にアクセスして、詰まった用紙を取り除ける

マルチパーパストレイ(写真左)やファーストトレイ(右)の給紙ローラーは、ユーザーの手で取り替えられる。価格は1575円

 シンプルなので壊れにくい。紙づまりや紙送りのトラブルが起こっても簡単なので、サポートに電話してメンテナンスがくるのを待つことなく自分で直せる。

 印刷の速さや対応用紙の幅広さだけでなく、細かいストレスを極力感じさせないのが、使ってみて分かるC610dnのいいところだ。

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