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液晶ディスプレーとの合体も可能なコンパクトPC

静穏・小型でSSD搭載も「OptiPlex 780USFF」

2010年02月04日 09時00分更新

文● 石井英男

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オールインワンモニタスタンドで液晶一体型に変身!

 OptiPlex 780USFFの豊富なBTOオプションの中でも、特にユニークなのが、AIOモニタスタンド(オールインワンモニタスタンド)だ。

 AIOモニタスタンドは、OptiPlex 780USFFを液晶ディスプレーの背面に取り付けて使うためのスタンドであり、OptiPlex 780USFFと液晶ディスプレーを合体させて、液晶一体型PCのように利用できるようになる。

AIOモニタスタンドを使って、OptiPlex 780USFFと19インチTFT液晶ディスプレーを一体化させたところ。外観もスマートだ

 面白いのは、スタンドの底面にローラーが付いており、左右に回転できるようになっている点だ。対面で営業をしている場合なども、液晶の向きを相手のほうに向けられるので便利だ。

 また、前後のチルトや上下のスライド機能も備えている。用途に合わせたインチサイズを選べる点は利点と言えるだろう。

液晶ディスプレーと合体させれば、向かって右側に、本体の前面がくる

向かって左側はこのようになる。メッシュ状のカバーで本体の背面が覆われるので、見た目もすっきりする

液晶は前後にチルトできるほか、上下にスライドが可能で、見やすい位置に調整できる

 AIOモニタスタンドは、単体でも購入できるが、OptiPlex 780USFFを一体型PCとして利用するのに最適な19インチTFT液晶ディスプレーとのセットも用意されている。今回は、本体と一緒にその「デル デジタルハイエンドシリーズP190S 19インチ TFT液晶モニタ&AIOモニタスタンド」セットを試用したが、これも非常に良く考えられた製品であった。

AIOモニタスタンドの背面の様子。OptiPlex 780USFFはコンパクトなので、19インチTFT液晶ディスプレーの背面にすっきり収まる

AIOモニタスタンドの上部にはハンドルが用意されており、片手で持ち上げて気軽に移動できる

AIOモニタスタンドの底面にはローラーが付いており、本体ごと左右に回転(スイーベル)できるようになっている

 AIOモニタスタンドは上部にハンドルが付いているので、片手で気軽に持って運べる。また、スタンドの背面にLANポートが用意されており、本体のLANポートと接続できるので、LANケーブルの接続もスマートだ。液晶ディスプレーに供給するための電源ケーブルも、本体の電源ケーブルから分岐できるようになっているので、ACコンセントに接続するケーブルは1本だけですむ。

 AIOモニタスタンドへのOptiPlex 780USFFと液晶ディスプレーの取り付け手順については、以下の写真を見てもらいたいが、工具も使わずに簡単に取り付けや取り外しが可能だ。

まず、OptiPlex 780USFF本体をAIOモニタスタンドの背面側にはめ込む

OptiPlex 780USFFをAIOモニタスタンドの背面側にはめ込んだところ。スタンドからは短い電源ケーブル(本体用とディスプレー用)、LANケーブル、DisplayPortケーブルが出ている

電源ケーブルやLANケーブル、アナログRGBケーブルなどをOptiPlex 780USFFに接続する

本体の背面側にメッシュ状のカバーを装着する

本体の背面側にカバーを装着したところ

液晶ディスプレーをマウンタに取り付ければ一体型PCの完成

液晶ディスプレーと本体との接続の様子

AC電源ケーブルをスタンドの背面に差し込むだけで、本体と液晶ディスプレーの両方に電源を供給できる

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