“レゴ”のような感覚でWebサイトを作れる独ジンドゥー社の簡易CMS「Jimdo」(関連記事)がパワーアップ。新機能「ドラッグ&ドロップ」によって、より使いやすいサービスになった。
「ドラッグ&ドロップ」機能とは文字通り、Webページ内のコンテンツブロック(テキスト、画像、動画など)の表示位置をドラッグ&ドロップ操作で自由に変更できる機能。Jimdoは、コンテンツの種類を選んでブロックをページ内に配置していくだけでページを作成できる手軽さが売りだが、ブロックの順番を入れ替えたり、位置を移すには、1つ1つのブロックを矢印ボタンで変更する手間があった。ドラッグ&ドロップなら直観的に操作でき、ブロックの位置を大幅に変更したい場合に便利だ。
移動するコンテンツブロックを一時的に保存しておく「クリップボード」機能も用意された。クリップボードはレイアウト領域外にフローティングウィンドウとして表示されるので、たとえばページの一番上から一番下までコンテンツブロックを動かしたいときなど、スクロール操作を伴う移動に重宝しそうだ。
もともと、公開中のWebページ上でコンテンツを直接編集できるなど、操作性のよさに特徴を持つJimdo。日本版を提供するKDDIウェブコミュニケーションズは、「新機能でより幅広いユーザー層を獲得したい」という。JimdoはASPサービスとして提供され、広告付きの「Free」(ディスク容量500MBまで)は無料、広告非表示の「Pro」(ディスク容量5GBまで)は月額945円で利用できる。