超軽量でクールなパソコンをゲットしたとき、いつも一番に悩むことは、その持ち歩き総重量とバッテリー駆動時間の関係性だ。テクノロジー界にマジックは絶対に存在しないので、同じスペックのモバイルPCなら、絶対に重量の重い方が軽い方より駆動時間は長い。それは単にバッテリーサイズの違いだ。
バッテリー駆動時間の長短は、モバイル・ビジネスピープルにとって極めて重要だろう。一方、筆者にとって、二番目に大事なのは、オーナーのセンスや自慢心を表現するモバイルPC専用のケースの格好よさだ。ケースは性能にはまったく関係ないが、常に持ち歩いて人目にさらすことが多いモバイルPCの場合は特に重要なアイデンティティーとなる。
衝動買いしてしまった「VAIO X」も、買ったその日からバッテリーとケースで悩み続けてきた(関連記事)。
筆者が選んだSバッテリーは、公称で5時間駆動するはずだが、実際は普通に使って3分の1の90分ほどしか使えない。筆者の場合、3時間少々ほど動作してくれればいいので、比例計算から、急遽、Lバッテリー(公称10時間駆動)を追加購入した。
バッテリーケースの半分が空気で出荷されているSバッテリーと、目一杯電池の詰まったLバッテリーは、まったく同サイズでケース選びにも影響を与えない。しかし、容量が倍の4100mAhになるので重量はSバッテリーの150gから85g増えて235gになる(いずれも実測)。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
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