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Office 2010のカウントダウン

怒濤のVisio劇場も!新ProjectとVisioがお披露目

2009年11月10日 09時50分更新

文● 吉川大郎/TECH.ASCII.jp

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マイクロソフトは、プロジェクト管理ソフト「Microsoft Project 2010」と、図版作成ソフト「Microsoft Visio 2010」を発表した。前バージョンでは、両製品とも「Office」の名前を冠していたが、今回の製品はOffice 2010ファミリーには含まれるものの、Officeスイートとの差を明確にするために、あえてOfficeという名前は外したという。

エンドユーザー向けに作り込まれた
Microsoft Project 2010

吉村氏

マイクロソフト インフォメーションワーカービジネス本部 部長 吉村徹也氏

 マイクロソフト インフォメーションワーカービジネス本部 部長 吉村徹也氏は「(Microsoft Projectは)プロダクトマネージャーがエンドユーザーとして簡単に利用できる」製品だと語る。世界2000万人、1万社のユーザーを誇るMicrosoft Projectは、マイクロソフトの製品の中で、売り上げ第6位を誇る人気アプリケーションであり、金融、製造業などでスタンダードな存在となっている。

1.01

Microsoft Projectは、25年の歴史を持つ。最初のバージョン1.01は、1984年に初めて出荷された

 Microsoft Project 2010では、UI(ユーザーインターフェイス)にOffice 2007で登場したリボンインターフェイスを採用している。また、Excelライクな入力操作も特徴だ。セルにデータを記入する感覚でデータを入力できる。さらに、ガントチャートのデータから、簡単なタイムラインを表示できるようになった。「ちょっとスケジュール表を……」という場合に便利な機能だ。

タイムライン表示(左)と、Excelライクな入力(右)

次ページ「企業全体を巻き込んだプロジェクト管理 Microsoft Project Server 2010」に続く

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