本日、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原でエムエスアイコンピュータージャパン主催の秋葉原イベント「お客様大感謝祭」が開催された。注目は国内初披露となったマザーボード「Big Bang Trinergy」(仮称)だ。
会場内には同社製マザーボードやビデオカード、ノートPCなどがところ狭しと展示されていたが、気なるのはやはり「Big Bang Trinergy」(仮称)。「MSI Big Bang」シリーズの製品で、「P55」チップセットにPCI Express 2.0ブリッジ「nForce 200」を追加することで3WayのNVIDIA SLIをサポートするのが特徴となる。
さらに、同社製の一部マザーボードではCPUソケット回りなどに採用されているHi-C CAP(Highly-conductive polymerized Capacitor)を全てのコンデンサに使用。「高温かつ厳しい環境下での長寿命安定動作のために開発され、サーバーやノートPC向けに利用されている高品質部品だが、オールHi-C CAP化した点にも注目してほしい」(エムエスアイコンピュータージャパン株式会社マーケティング部 三好 正行氏)という。
その他、I/Oブラケット部にはUSBポートに挟まれる形で外部ユニット接続用のコネクタを装備。展示こそ間に合わなかったが、接続した外付けユニットでOCを始めとした制御が行えるようになるという。現行で展開している同社の「P55」マザーボードハイエンドモデルとして、年内中の発売を予定しており価格は今のところ未定となっている。
なお、「MSI Big Bang」シリーズにはNVIDIA GeForceとATI Radeonを同時に利用可能とする「Hydra 200」コントローラチップを採用したモデルも明らかになっているが、こちらは完全な未定で詳細は年明け以降になるとのことだ。