このページの本文へ

東京データセンターと冗長構成が可能に

アイル、複数データセンターでディザスタリカバリ

2009年10月29日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 10月28日、GMOホスティング&セキュリティはマネージドホスティングサービス「アイル」において、バックアップからデータの復旧作業までを行う低価格な「ディザスタリカバリサービス」を開始した。

 このディザスタリカバリサービスは、ライト、ベーシック、アドバンスド、プラチナの4プランで構成。たとえば、アドバンストは、メインとなる東京データセンターと遠隔地のデータセンターに同じ構成のサーバを用意し、数時間から1日程度の間隔でバックアップを行なう。災害発生時には、自動または手動でDNS設定を切り替え、遠隔地のデータセンタで継続してサーバを稼働させることで、システムの停止を最小限に抑えるプランとなる。プラチナはアドバンストの上位サービスで、アドバンスドの内容に加えてデータバックアップがリアルタイムで行なわれる。

「ディザスタリカバリサービス」のプラチナプランの仕組み(アイルのWebサイトより)

 ライトとベーシックは、遠隔地のデータセンタに1日1回バックアップを行ない、災害発生時に復旧作業するプラン。ライトのバックアップ先は共有のストレージ(1ユーザーあたり50GB)だが、ベーシックではユーザー専用のファイルサーバ専用機(1TB)が用意される。

 各プランとも、遠隔地のデータセンタには群馬か京都を選択でき、またデータセンタ間の接続方法もインターネット回線やインターネットVPN、専用線などから選べる。

 価格は、ライトが初期費用3万1500円、月額費用3万1500円。ベーシックは初期費用17万8500円(ファイルサーバ専用機の費用込み)、月額費用6万3000円。アドバンスドは初期費用5万2500円、月額費用7万3500円など。プラチナは個別見積もりとなる。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード