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Software BladeとEndpoint Securityの試みをCEOが語った

「あれから16年……」CEOが語る今後のチェック・ポイント

2009年10月28日 06時00分更新

文● 吉川大郎/TECH.ASCII.jp

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「新しいBladeは数ヶ月おきに導入される」
ギル・シュエッド氏質疑応答

ギル・シュエッド氏

記者団の質問に答えるギル・シュエッド氏

 記者会見後半では、ギル・シュエッド氏と記者団との質疑応答となった。



記者団 Software Blade上の製品は、外から内への進入をブロックするものが多いように見受けられる。逆方向、つまり情報漏えい対策の製品については?

ギル・シュエッド氏 今後参入する計画がある。現時点では、ディスクの暗号化ソリューションなどの対応製品がある。


記者団 中堅・中小企業の顧客におけるSoftware Bladeの受け入れられ方はどうか? 

ギル・シュエッド氏 よい評価で受け入れられている。3ヵ月ほどしか経っていないが、セールスの半分がSoftware Bladeだ。また、我々の顧客はエンタープライズが多いが、規模にかかわらず魅力的な製品だと思っている。誰もが拡張性を持ちたいと思っているからだ。


記者団 今後Bladeの数は増えるのか?

ギル・シュエッド氏 数ヶ月おきに新しいBladeが導入されると思う。たとえば今年大きいものとしては、IPS(Intrusion Prevention System)=侵入防止のBladeが挙げられる。


記者団 Software Bladeに拡張性があるのは分かったが、それはチェック・ポイント製品だけの話だ。他社の機能を取り込んだり、連携したりといったことは考えているのか?

ギル・シュエッド氏 計画としては存在している。いくつかのベンダーとやりとりもしている。来年発表できればと思う。


記者団 中国市場に対する所感を。

ギル・シュエッド氏 日本での予定が終わったら、中国に行くことになっている。中国市場は興味深い。進化/変化が激しい。そしてグローバルにオープンにはなっていないところもある。(いずれにせよ)今年も大きな成長を実現するだろう。


記者団 Software Bladeを、既存ユーザーはどの程度採用すると思うか?

ギル・シュエッド氏 これから数年で新しいアーキテクチャ(Software Blade)に移行すると思う。

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