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知れば納得! セキュリティーソフト最新事情 第3回

ウイルス検出率99.9%のG Data、最新版の仕組みを聞く

2009年10月09日 12時00分更新

文● 二瓶朗

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ネット犯罪は組織化、個人情報の盗み出しに特化
空き巣が家のパソコンにキーロガーを仕掛けることも

── 現在、ウイルスなど、PCにとっての脅威はどのようになっているでしょうか?

山本 ウイルスのトレンドは繰り返します。流行したウイルスの亜種がいくつも登場してきます。GENOウイルス※5などがそれに該当するでしょう。

 それから、以前は愉快犯だったり、相手のシステムを破壊することが目的だったりしたウイルスが、露骨に金銭目的の犯罪に直結していることが特徴ではないでしょうか。ユーザーのクレジットカード情報やネットバンク情報を抜き出すようなネット犯罪は後を絶ちません。

※5GENOウイルス:今年5月に流行した、トロイの木馬タイプのウイルスの一種。ウェブブラウザーで開くだけで感染し、Google検索結果を改ざんして特定URLへの誘導を行なう。PDFやFlashの脆弱性を悪用した設計となっていた

滝本 こんな事件がありました。空き巣に入った泥棒が、盗むべきものがなかったもので、その侵入した家のパソコンにキーロガーのようなウイルスを仕掛けたのです。これではネットからの侵入を遮断できても意味がありませんよね。コンピュータ犯罪が、必ずしも専門知識を持った悪人だけのものではなく、悪人にとっての1つのツールになっている例ではないでしょうか。

現在のネット犯罪はほとんどが金銭目的で個人情報を盗み出すことを目的にしているという。そのため、空き巣がパソコンにウイルスを仕掛けていくこともあったのだとか

── 今後ユーザーに注意を喚起したいことはありますか?

山本 一般生活においてはセキュリティ対策は、もはや身近なものだと思います。たとえれば日本のどんな家屋にもカギはついていますよね。でも、そのカギの強弱はさまざまです。カギが弱ければ、ピッキングの被害にも遭いやすい。

 つまり、導入するセキュリティ対策ソフトの性能と信頼度が高いほど、自分の資産を守ることが可能になるのです。強いカギで自宅を守るのと同様に、犯罪者にスキを見せないことを意識してセキュリティ対策ソフトを選ぶ時代になっていると思います。

滝本 まもなく登場するWindows7は、Windowsディフェンダーの搭載などでセキュリティが強化されていると言われていますが、スパイウェアや望ましくないソフトウェアを簡単に削除できる機能はつきましたが、全面的なウイルス対策システムは搭載されていませんから。その点は誤解しないでほしいですね。

── 最後に、G Data 2010を上手に使いこなすテクニックなどがあったら教えてください。

山本 基本的に、G Data 2010はインストールしてデフォルトのまま運用していただいても問題なく動作します。ウイルス検知は99.9%ですし、リアルタイムの侵入検知も常時実行されています。PC初心者の方でも、またある程度上級者の方でも使いやすいセキュリティ対策ソフトであると自負しています。

滝本 販売されるパッケージには、CD-ROM版とUSBメモリー版があります。USBメモリーは、光学ドライブを搭載しないネットブック向けに利用していただくことを想定しています。また、CD-ROM版は3台ライセンスのほかに1台ライセンスパッケージも用意しています。複数台のPCを持っていない方は、コストの低い1台ライセンスパッケージを購入していただければと思います。

── ありがとうございました。


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