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ニコニコ動画講座の神職人を取材してみた 第7回

プロの犯行現場|Photoshopで水着美女を描く!【線画編】

2009年09月26日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部 イラスト・監修●INO

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これぞまさにプロの犯行! INOさんに教わるイラスト講座

ニコニコ動画講座に投稿された「イヤースピーカー描いてみた」で講座として描いていたイラスト

 音楽やイラストなどジャンルを問わず、職業作家がこっそりと作品を投稿しているのがニコニコ動画の魅力の1つ。そんなプロ作家がイラストの描き方を教えてくれる「ニコニコ動画講座」というシリーズがある。

 その中でもトップクラスの人気動画「イヤースピーカー描いてみた」の作者がイラストレーターのINOさんだ。INOさんはPCゲームの原画などを手掛ける、まさに正真正銘の「プロ」。イヤースピーカー描いてみたのイラストは、オリジナル画集「Velvet Skin」(コアマガジン刊)の表紙絵にもなっている。

 そのINOさんに、動画の中では伝えきらなかったペイントソフトの使い方、初心者には分からないイラストの描き方を教えてもらうのが当連載「ニコニコ動画の神職人を取材してみた」の趣旨だ。そしてもう1つのポイントは、編集長の下絵を渡し、そのお題にあわせて描いてもらうこと。

 「夏だからスク水で」「今回は魚眼補正入れて」などとムチャ振りばかりをしてきた編集長。今度はどんな下絵を描いてくるのかといつものように会議室に行くと、面相筆を片手に、さらさら何事か描いていく。手渡されたものから見ていくと――

まずは「セレブな金髪美女」のイメージから。ずいぶん今回はストレートのよう

と油断していたらたちまち変化球が。地中海、籐の椅子……って、そのイメージは――

「分かってるんだったら書く必要ないでしょう!」と思わず口に出してしまうのをこらえる

そして手渡された「下絵」。左側のイメージが完全に初代エマニュエル夫人なのはともかく、中央の「こんなポーズで」というイラストを見て血の気が引いた。そして追加の「条件」(右)がどういうことなの……

 そんなわけで今回もすばらしく前衛的な「下絵」が完成したので、ファイルにとじて鞄にしまう。ムチャなお願いで頭を下げるのも慣れてきた――と言ったらうそになるが、ともかくここから取材開始だ。

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