頓知・(とんちどっと)は24日、iPhone用アプリ「セカイカメラ」の提供を開始した(iTunes Storeで見る)。価格は無料。これまでに紹介した記事についてはこちらを参照いただきたい(関連記事1、関連記事2、関連記事3)。
セカイカメラは「エアタグ」というツールを使い、文字や写真などの情報をインターネット上の仮想空間に投稿出来るアプリ。仮想空間はGPSを通じて現実空間と連動しており、iPhoneのカメラ機能を通じて、フキダシ状のエアタグが浮かんだ「現実空間」を見ることが出来る。いわば仮想現実(AR)アプリだ。
たとえば、そば屋の前に「天ざるせいろ、今日のランチに食べました。茄子の天ぷらが泣くほど旨かったです」といった写真付きのエアタグを風船のように浮かべておくことで、そこを訪れた別のユーザーが店のことを知れるという仕組みだ。気に入ったエアタグはブックマークしておくことも出来る。
メインとなるエアタグ投稿機能のほかに、特定の相手にエアタグを送る「エアメール」や、自分のエアタグを特定のエリアに響き渡らせる「エアシャウト」などの機能がある。また、「自分のエアタグのみ表示」や「シャウトは見ない」といった形で情報のフィルタリングをすることも可能だ。
使用にはユーザーアカウントの作成が必要だが、現在、アクセス集中のためサーバーにつながりにくくなっている。メンテナンスなどについての詳しいリリース情報はTwitterの公式アカウントで確認が必要だ。
なお、セカイカメラは現在開催中の東京ゲームショーでも体験できる(ビジネスデイは24/25日、一般公開日は26/27日)。ホール3のコフェスタブースで遊べるそうなので、興味のある方はぜひ試してみては。