このページの本文へ

ダイロー小隊長の「機動戦士ガンダム戦記」入魂レポート 第1回

ダイロー小隊長の「機動戦士ガンダム戦記」入魂レポート

オレ色に染め上げたMS小隊が戦場を駆ける!――ゲーム紹介編

2009年09月01日 07時55分更新

文● ダイロー吉川(小隊長)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

MSのカスタマイズって面倒?

 機動戦士ガンダム戦記は、出撃前のMSセッティングが重要――と書いた。だが、重要であっても面倒ではない。むしろ楽しい。それは何故か?

 「このセッティングではないと勝てない」というような束縛がないからだ。MSのセッティングはいわば、プレイヤーの個性、自分らしい戦闘スタイルを確立する場なのだ。

二刀流
二刀流は見ているだけでかっこいい。防御ができないのはチトツラいが、そんなことより突進→一刀両断(二刀両断か……)→突進を繰り返すのが何より爽快だ。ちなみに、両手にライフルをはじめとした射撃系武器を持つこと(二丁バズーカ!?)もできる (C)創通・サンライズ
武装の選択画面 パーツの選択画面
武装の選択画面。使っていない武器があるとつい試したくなるわけだが、それが命取りになることも…… (C)創通・サンライズパーツの選択画面。移動・攻撃・防御に関して有利になるパーツがメインだが、宇宙や水中で動きやすくなるようなパーツもあり、これらを使うとシナリオモードなどで有利に働く (C)創通・サンライズ

 機動戦士ガンダム戦記での戦闘は射撃格闘の2つに大別される。たとえば「オレは近接戦闘(格闘)専門。ビームサーベルで斬りまくるぜ!」と心に決めたら、武器選択の際にビームサーベル二刀流だって選択できる。逆に「狙い撃つぜ!」とばかりに射撃中心で進めたいなら、ガンキャノン(量産型)にライフル二丁を持たせてもイイ。遠くから狙撃したい人、敵に突っ込んでいって痛快に斬りまくりたい人、素早い機動で華麗に敵を各個撃破したい人――それぞれのプレイスタイルに応じてカスタマイズしたMSで出撃できる。

 さらに、武装だけでなくてパーツの追加で機体性能も変化させられる。移動速度や格闘性能・射撃性能を向上させるパーツはもちろん、最も極端な例で言えば「水中戦装備」というパーツまであるので、もはやベースが同じ機体であってもプレイヤーが変われば同一パラメーターのMSなどありえない!? いわば「マイ・オリジナルMS」なのである。

経験値を4つのスキルに振り分け
パイロットの獲得した経験値は、4つのスキルに振り分けられる。射撃か格闘のどちらかに集中した方がいい (C)創通・サンライズ

 こうした武装やパーツと同じく、MSの性能を大きく変化させる要因となるのが、パイロットだ。冒頭でも軽く述べたが、パイロットは戦闘に参加すると経験値が得られ、それを格闘、射撃、防御、操縦という4つの要素に振り分けられる。格闘・射撃を伸ばせば、相手に与えるダメージが大きくなり、防御であれば自機が受けるダメージが低くなる。操縦は、移動の速度に関係するという具合だ。「この部下には近接戦をさせるから格闘専門」とか、打たれ強いヤツに育てて敵の足止めをさせるとか、そもそも自分は格闘と射撃のどちらを優先するのか? など、自分なりの設定で育てればいい。

 セッティングが終わったら、いよいよ戦闘開始である。まずはブリーフィングでミッションの成功/失敗条件が提示される。大まかに言うと、敵の殲滅や拠点防衛、敵陣突破といった内容だ。

 ここまで書いてから正直に告白するが、筆者は機動戦士ガンダムもそのゲームも堂々と胸を張れるほど大好きだが、ホント~~~にゲームがヘタである。正直、ゲームの原稿を書いていていいのか? と自問するほどである(ゲーム攻略などは、「電撃プレイステーション」などの専門誌をご覧いただくべきだろう)。

 しかし、そんな筆者でもクリアできるように、機動戦士ガンダム戦記はEASY/NOMAL/HARDの3段階の難易度が設定できる。もちろん筆者がクリアしたのはEASYだ。それでいいのだ。モードがEASYだからって、MSパイロットとしての思い出までがイージー(安易・安直)になるわけではない。そもそも、楽しめなければ意味ないしね。


 (次ページに続く)

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中