ミニノート特集の第1回と第2回では、現行ラインアップをまとめてきた。今回は数あるミニノートから編集部が厳選した5機種で横並び比較を実施する。
ただし、ミニノートは仕様が似ているので、単に最新モデルを選んだだけでは面白くない。あえて「一芸」を持ったモデルをチョイスして、こってり比較してみた。早速、見ていこう!
目次
取り上げる機種 Aspire One 751、Eee PC 1008HA、dynabook UX、LOOX M、VAIO type P
厳選の「技あり」ノートはこの5つ!
Acer:Aspire One 751
ココが一芸:高解像度ディスプレー
ミニノートを買う主な目的がウェブサイトの閲覧なら、液晶ディスプレーの解像度は気にしておきたいところ。やっぱりデスクトップは広い方が表示されたものを一度に把握できるし、スクロール回数も減る。
そんな画面を気にするアナタには、「Aspire One 751」をオススメしたい。ミニノートでは10型台で解像度が1024×600ドットという液晶ディスプレーを採用する機種が多い。そんな中、Aspire One 751は11.6型ワイドというひと回り大きいサイズで1366×768ドットという高解像度ディスプレーを搭載している。
デスクトップの広さは、Officeソフトを使う場合にも有利になるだろう。Aspire One 751には標準モデルのほか、「Microsoft Office Personal 2007」(2年間ライセンス版)付きモデル、約8時間の動作を実現する大容量バッテリーモデル、Officeと大容量バッテリー付きモデルという3タイプがあるので必要に応じて選ぶといい。
ASUSTeK:Eee PC 1008HA
ココが一芸:貝殻型デザインの本体
筐体デザインでミニノートを選ぶなら、ASUSTeKの「Eee PC 1008HA」に注目しておきたいところ。貝殻からインスパイアされた「SeaShell」と呼ばれるデザインを採用しており、横から見ると液晶ヒンジ部分から手前にかけて緩やかにカーブを描いて薄くなっていく。
本体の高さは18〜25.4mmと、同じASUSTeKでSSDを採用したミニノート「Eee PC S101」(18〜25mm)に近い。2.5インチHDDを搭載しつつ、薄型化しやすいSSDモデルとほぼ同じ値を実現したというのは驚嘆のひと言だ。
細かなところまでデザインにこだわっており、例えば、左右にあるUSBやヘッドホン出力などの端子部にはカバーが付いている。普段は閉じておけば、端子が目に入らず統一感のある見た目になるだろう。加えて、薄型ながら標準バッテリーで約5.5時間という動作を実現しているのも見逃せない。
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