コンピューターをこよなく愛する“コンピューター・カウボーイ”たちが一堂に会する「天下一カウボーイ大会」。その開催を記念して行われた特別座談会を完全収録。古川 享(慶應義塾大学教授)、清水 亮(ユビキタスエンターテインメント代表取締役兼CEO)、遠藤 諭(アスキー総合研究所所長)が語る“コンピューター愛”とは?
第参回天下一カウボーイ大会
無類のコンピューター好きが集まり、自らの創造物を発表し合う「天下一カウボーイ大会」。3回目の今年は「Code is Love」がテーマ。古川享氏、増井俊之氏など著名出演者たちによる「ロデオ(=発表)」が繰り広げられる。今回は一般応募者による持ち時間180秒間のロデオを新設。優勝者、および上位入賞者には豪華賞品が贈られる。入場チケットは、チケットぴあにて好評発売中。
- 日時:2009年8月29日(土)、30日(日)
- 会場:秋葉原コンベンションホール
- 料金(2日間):一般1万2000円、学生6000円(※ロデオ応募者には優待あり)
- 主催:天下一カウボーイ大会実行委員会
- 特別協力:週刊アスキー、ユビキタスエンターテインメント
- 後援:レッドブル・ジャパン、日本マクドナルド、PFU
清水 亮:ありがとうございます。今日は、天下一カウボーイ大会では恒例になりつつある鼎談にお付き合いいただきます。
古川 享:ちょっと恥ずかしくて聞けなかったんだけど、「天下一」って、あのラーメン屋の「天下一」からきているわけではない?
遠藤 諭:アスキーのあった青山の骨董通りに「天下一」っていうラーメン屋があったんですよ(註:現在は閉店)。
古川:なつかしい。僕らがそれこそソフトウェアビジネスを立ち上げたアスキー・ラボラトリーズから一番近いところが「天下一」で、プログラマー時代にはそこで三食食べていたんですよ。
清水:そうなんですか! 縁起のいい名前でよかった。今回のテーマは「Code is Love」ということなので、今までと、そしてこれからという感じで、その頃の熱いエピソードも含めてお話願えればと思っています。
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