まず前提として、ものづくり会社(製造業)といっても、機械金属加工、電子、電気から繊維製品など様々な素材や製品を加工しているため、果たして一般消費者との直接取引(BtoC)が可能かどうかは、個々にお聞きしないと判断できません。しかし当社クライアントの成功事例を見ますと、ポイントは「ウェブマーケット調査」「ブランド化」「ビジネスモデルの明確化」「Before After」にあるようです。
ホームページ構築前に、まずはウェブマーケットを調査しよう
当社クライアントでBtoCビジネスを成功させた製造業様「表面加工の三和メッキ工業さん」と「プロジェクター用スクリーン製造販売のシアターハウスさん」では、ホームページを構築する前段階でウェブマーケット、特に競合他社の状況、価格など徹底的に調査・研究を行っています。
これからBtoCビジネスを始める方にお願いなのですが、インターネットで競合他社や市場を簡単に調査できますから、成功するためにも経営者の思いつきだけでいきなりスタートさせないでください。
■ウェブマーケットの調査方法
皆さんの会社の技術や製品が、一般消費者にとってニーズがあるかどうかの調査はどうやるのか?
答えは、ヤフーオークションで該当製品が登録されているか、価格はどうなっているかを調べます。また、掲示板で有名な2チャンネルの書き込みの中に、自社の技術や製品に関して投稿がないか調べることからはじめてください。さらに検索エンジンのYahoo!やGoogleを使って、類似または競合がないか調べましょう。
【参考サイト】
三和メッキ工業BtoCサイト 必殺めっき職人(http://sos.sanwa-p.co.jp/)
シアターハウス(http://theaterhouse.co.jp/)
ブランド化を図る
一般消費者(BtoCビジネス)に対して大事なのは、製品や技術が明確に印象に残ることです。そのためには、サイトの名称も「めっき職人」「シアターハウス」など商品や技術をイメージしやすく後々記憶に残るものを考え出すことです。商標登録も忘れずに行ってください。
ビジネスモデルの明確化
一般消費者からの問合せから、料金見積もり、受注、加工、出荷、請求までの流れをわかりやすく説明します。特に料金に関しては、できるだけ明確に設定すべきです。
【参考サイト】
必殺めっき職人 ご依頼の大きな流れ(http://sos.sanwa-p.co.jp/)
加工技術の紹介は「Before After」が決めて
製造業(加工メーカー)の場合は、一般消費者に対して加工前と加工後の詳細な写真とテキストで解説しましょう。また、事例はできるだけ豊富に用意し、毎月追加・更新をしてください。
【参考サイト】
必殺めっき職人 事例集(http://sos.sanwa-p.co.jp/case/car/1.asp?id=66)
著者プロフィール
名前 | 田嶋 節和 | tajima[アットマーク]surfboard.co.jp |
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会社 | 株式会社サーフボード | |
サイト | http://www.surfboard.jp/ |