我々はみんな専門バカである
7月11日の日本発売日にiPhoneを手に入れました。
私は大阪に住んでいますが、実は手に入れたのは北海道の帯広。ちょうどその日は帯広出張だったので、空港に11時20分に降りて、すぐにタクシーに乗ってソフトバンクショップに直行。発売時間12時ちょうどくらいに入店すると、「iPhoneはありますよ」と言われ、並ばずにその場で契約できました。
大阪では人が多すぎて買えないと思っていたので、この日は出張で逆にラッキーでした!早速メインマシンのMacBookのよきパートナーとなり、期待以上に活躍しています。
私は初代のiPhoneが発売される時にアメリカに買いに行こうと思ったくらいなので、このくらいのことは普通なんですが、どうも周囲では普通ではないようです(笑)。
また、私のネットショップの会合「オンラインショップマスターズクラブ」の会員さんが何人も、「iPhoneをゲットした!」と報告し合い、その活用方法を今も熱心に語り合っている姿は、やっぱり周囲から見ると普通ではないようです。
そうです、「ネットショップをやっている」「ある業界にいる」、それだけであなたはすでに一般人の感覚とはかけ離れた「専門バカ」になっているのです。
専門家過ぎて商機を逸する
専門バカは次の特徴があります。
- 知らず知らずのうちにお客様が会話で使わない専門用語を使う
- その専門用語が日常用語となる環境にずっといるため、自分がお客様の感覚とずれているとはまったく思っていない
具体的にはこんな実例があります。
広告は別にして、「検索結果」でプチプチが買える店は何件出てきますか?私が検索した時点では1社しか出てきませんでした。
では、プチプチの正式名称を知っていますか?
実は「エアーキャップ」と言います。普段我々は会話では使わない言葉ですよね。ところが、エアーキャップでYahoo!検索すると買える店が出るわ出るわ。これは、まったく売る側が買う側の立場になっていないことの表れですよね。
これはわかりやすい例ですが、ネットショップをやっている以上、我々は全員少なからずこのような問題を持っていると考えておいたほうがいいです。