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ソニー、パナ、パイオニアのイチオシ機種を徹底チェック

PS3よりいい!? BDプレーヤー3機種比較

2009年06月01日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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プレイステーション 3と同価格帯のBDプレーヤー3機種を比較した!

 「Blu-ray Disc」と言えば、多くの人が思い浮かべるのはレコーダー……というのもそろそろ昔話。昨年以降、BDソフトの発売タイトル数は大幅に増えている。そこで注目を集めているのがBDプレーヤー。昨年末から低価格のモデルが登場し、普及価格では2万円台というモデルも登場している。

 とはいえ、地上デジタルどころか、BSデジタル放送さえも凌ぐ高画質・高音質が売りのBDだけに、安価なだけでは困る。実際、本格的なホームシアターを意識したBDプレーヤーには50万円近い高価なモデルもあるだけに、低価格機の実力はとても気になるところだ。

 そこで今回は、比較的手頃な実売4~5万円前後のモデルを集め、その画質・音質や使い勝手を検証してみた。同価格帯の強力なライバルとして、「プレイステーション3」も合わせてチェックしている。

 取り上げるBDプレーヤーは、ソニーの「BDP-S350」、パナソニック「DMP-BD60」、パイオニア「BDP-320」の3機種。

記事掲載時、一部「BDレコーダー」と表記していた箇所がありましたが「BDプレーヤー」の誤りです。お詫びして訂正いたします(2009年6月9日)

 いずれも1080p(24p対応)出力やHDオーディオ対応など、BDソフト再生に関する最新の機能はすべて備えている。HDオーディオ出力では、各信号のビットストリーム出力だけでなく、デコードした信号をマルチチャンネル音声としてHDMI端子から出力できる。

 また、ネットワーク経由でソフト購入者向けの映像特典などをダウンロードできる「BD-LIVE」にも対応。プレーヤー側は基本的にUSBメモリーやSDメモリーカードなどの外部メモリーを装着することで、ダウンロードしたコンテンツを保存できる。

BDプレーヤー3機種機能比較
ソニー BDP-S350 パナソニック DMP-BD60 パイオニア BDP-320
実売価格 4万円前後 5万円前後 5万円前後
再生可能ディスク BD-ROM、BD-R/
-R DL/-RE/-RE DL、
DVD-ROM、
DVD-RW/-R/-R DL/+RW/+R/+R DL、CD-ROM、CD-RW/-R
BD-ROM、BD-R/
-R DL/-RE/-RE DL、
DVD-ROM、DVD-RAM/-RW/-R/-R DL/+RW/+R/+R DL、CD-ROM、CD-RW/-R
BD-ROM、BD-R/
-R DL/-RE/-RE DL、
DVD-ROM、
DVD-RW/-R/-R DL/+RW/+R/+R DL、CD-ROM、CD-RW/-R
再生可能な音声・動画フォーマット BDビデオ、DVDビデオ、DVD-VR、AVCHD、AVCREC、JPEG、DTS-CD、CD-DA BDビデオ、DVDビデオ、DVD-VR、AVCHD、AVCREC、JPEG、MP3DivXSDビデオ、CD-DA BDビデオ、DVDビデオ、DVD-VR、AVCHD、JPEG、WMA9MP3、CD-DA
入出力端子 HDMI×1、コンポーネント出力×1、
D4端子×1、Sビデオ出力×1
ビデオ出力×1、ステレオ音声出力×1、デジタル音声出力×2(光/同軸)
Ethernet×1、EXT端子(USB)×1
HDMI×1、コンポーネント出力×1、
D4端子×1、ビデオ出力×1、ステレオ音声出力×1、
デジタル音声出力×1(光)、Ethernet×1、
SDメモリーカードスロット×1
HDMI×1、コンポーネント出力×1、
ビデオ出力×1、ステレオ音声出力×1、
デジタル音声出力×1(光)、Ethernet×1、USB×1
消費電力(カッコ内は待機時) 26W(0.3W) 17W(0.4W) 26W(0.3W)
本体サイズ/重量 幅430×奥行き220×高さ60mm/約2.9kg 幅430×奥行き242×高さ49mm/約2.6kg 幅420×奥行き287×高さ75mm/約3.5kg

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