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「おでかけ転送」のAシリーズがリニューアル

動画コンテンツをPSPに転送できるソニーのBDレコ

2009年03月26日 14時00分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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 録画した番組を「おでかけ転送」でウォークマンやプレイステーション・ポータブル(PSP)に転送できる、ソニーのBlu-rayディスクレコーダー「BDZ-A」シリーズがラインアップを一新する。

本体前面の「ワンタッチ転送」ボタンを押すだけで、ウォークマンやPSPに映像を転送できる「BDZ-A」シリーズ

本体前面の「ワンタッチ転送」ボタンを押すだけで、ウォークマンやPSPに映像を転送できる「BDZ-A」シリーズ

 新しいラインアップは、320GB HDDを内蔵する「BDZ-A750」(予想実売価格14万円前後)と500GB HDDを内蔵する「BDZ-A950」(同17万円前後)の2機種。ともにWチューナー搭載で、DLNAサーバー機能を実装する。4月末に発売の予定。


映像コンテンツのダウンロードが可能に

 今回のAシリーズの目玉機能は、動画配信サービス「アクトビラ・ビデオ」「アクトビラ・ビデオ フル」に対応したこと。

 さらに映像コンテンツをダウンロード購入できるアクトビラの「ダウンロードサービス」にも対応する。

コンテンツのダウンロードはバックグラウンドで行なわれる

コンテンツのダウンロードはバックグラウンドで行なわれる。メニュー(クロスメディアバー)の「ネットワーク」から状況を確認できる

 現在、ダウンロードサービスを利用できるのはツタヤオンラインが提供する「TSUTAYA TV」のみ(関連記事)。サービスは、視聴期限付きの「ダウンロードレンタル」と無制限の「セルスルー」の2種類がある。

 同サービスにはパナソニックのデジタルレコーダー「DIGA」も対応しているが、BDZ-Aシリーズでは独特の機能を搭載している。


アクトビラのコンテンツをPSPで視聴

ダウンロードしたコンテンツは、メニューの「ビデオ」から選択できる

ダウンロードしたコンテンツは、メニューの「ビデオ」から選択できる

 BDZ-Aシリーズは、セルスルーコンテンツをウォークマンやPSPなどに転送することができる。

 コンテンツは転送のみが可能で、「おかえり転送」(転送先のファイルを消すことでダビングのカウントを戻す機能)は利用できない。このため一度転送してしまうとダビング回数のカウントの復元はできない。

 なお、セルスルーで購入したコンテンツはBDなどへのダビングが2回まで可能で、1本の映画をBDとウォークマンに書き出すといったことができる。

本体前面

本体前面。左側に操作ボタンが、右側にIEEE 1394とUSB端子がある。USB端子にウォークマンやPSPをケーブルで接続することでワンタッチ転送ができる

本体背面の端子部

本体背面にはHDMIとD4、コンポジット出力を搭載。背面にもUSBポートがある

 そのほかのスペックは、昨年秋に登場したBDレコ(関連記事)と同じ。グラデーション部分のスムージングや映像の補完処理などを行なう新高画質回路「CREAS」(クリアス)を搭載し、MPEG-4 AVCによる5.5倍の長時間録画が可能だ。

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