環境省、経済産業省、総務省の「グリーン家電普及促進事業」として、5月15日から付与がはじまる「エコポイント」。まだポイントが何と交換できるかは明確に決まっていないが、環境を考慮した製品の購入補助などが予定されているそうだ。1ポイントは1円相当となる。
薄型テレビは画面サイズで付与ポイントが決まっているが、今お買い得なサイズのテレビはどれなのだろう? 量販店のテレビの実売価格(5月13日現在)を元に調べてみた。
46型でも20万円以下に
46型では3万6000ポイントが付与される。一番安いのはソニーの「BRAVIA KDL-46V5」や東芝の「REGZA 46FH7000」など、実売価格が22万円前後のもの。ポイントを引けば18万4000円前後となる。
ちなみに、KDL-46V5は今年2月に発売された低消費電力機種、46FH7000は昨年のモデルながら録画機能を搭載しており、内蔵HDDへの番組録画が可能だ。
40~42型では2万3000ポイントが付与される。最安はソニー「BRAVIA KDL40F1」と東芝「REGZA 42C7000」など実売で15万円前後の機種だ。KDL40F1は2008年モデルではあるが、奥行き7.2cmの薄型機種だ。ポイント分を差し引けば12万7000円前後である。
37型は1万7000ポイントが付与される。最安なのはシャープ「LC-37ES50」など実売14万円前後の機種。ES50シリーズは今年発売された最新機種である。ポイント分を差し引くと12万3000円前後だ。
32型と26型は1万2000ポイントが付与される。32型の最安はシャープ「LC-32E5B」など、実売8万円前後の機種でポイントを差し引けば6万8000円前後。26型は三洋電機「LCD-26SX300」など7万円前後の機種で、ポイントを差し引けば5万8000円前後となる。
なお、26型未満の機種は一律7000ポイントとなる。
大画面を選ぶか最新機種を選ぶか
画面サイズが大きいほど付与ポイントが多くなるので、例えば40型のソニー KDL40F1と37型のシャープ LC-37ES50の差はわずか4000円程。画面の大きいKDL40F1を選ぶか、最新のLC-37ES50を選ぶか、といった選択肢も考えられるだろう。