Greasemonkeyで使えるスクリプトが知りたい
「Greasemonkey」(グリースモンキー)は、サイトを使いやすく書き換えて表示できるアドオンだ。たとえば動画サイトにダウンロード用のリンクを挿入したり、広告を非表示にしたりといった具合に、サイトの見た目や機能をいじり倒せる。
ただしこれらの機能ははじめから搭載されているわけではなく、下記に紹介するような「Greasemonkeyスクリプト」という追加ファイルを別途導入する必要がある。少々面倒に感じるかもしれないが、スクリプトの導入はワンクリックで済むし再起動の必要もない。使い慣れたサイトがより便利に生まれ変わる感動を、ぜひ体験してみてほしい。
終わり近くまででスクロールしたページの下部に、「次のページ」の内容を書き足すスクリプト。つまり、マウスホイールをくるくる回しているだけで全てのページを読むことができる。Google検索やAmazon、Twitterやmixiなどに多数のサービスに対応しており、「ネットが変わる」と言っても過言ではない便利さだ。
■ AutoPagerize用Google画像検索対応スクリプト
「AutoPagerize」をGoogle画像検索に対応させたい場合はこのスクリプトを導入しよう。Greasemonkeyの設定にある「ユーザスクリプトの管理」で、「AutoPagerize」より上に設置する必要があるので注意。
Google検索の結果画面で、各サイトごとに「はてなブックマーク」での登録数を表示。登録数が多ければそれだけ話題になったページということなので、より有益な情報を探しやすくなる。
YouTube動画を自動でHD画質モードに変更するスクリプト。高画質版が用意されていない場合は標準のまま再生される。
ニコニコ動画のマイリスト更新チェッカー。トップページの画面右側に「お気に入りマイリスト」の一覧を表示し、新着動画があればサムネイルを表示する。追いかけているシリーズや動画制作者が多い人には強くオススメしたい。
ニコニコ動画にプレイリスト機能を追加。動画の再生ページから個別に登録するだけでなく、検索結果やマイリストからも一括登録できる。BGM用はもちろん、シリーズの動画をダラ見したいときにも使える。
Amazonで閲覧中の商品ページに、「価格.com」での最低価格と差額を表示。ワンクリックで「価格.com」の商品ページに移動できる。「面倒だからAmazonでいいや」がなくなり節約につながりそう。
Twitterで「@」付きのレスをすると、レス元となった相手の発言をレスのすぐ下に挿入。スレッド風に表示されるので、会話の流れが分かりやすくなる。このほかにも、画像や動画をページ内に直接表示したり、「@」のあと頭文字を入れることでオートコンプリートが有効になったりと、Twitterを便利にする機能が満載。
■ Mouseover Translate English-Japanese
英単語にマウスカーソルを合わせると、その和訳を表示する辞書スクリプト。どんな単語にも反応してしまうと鬱陶しいが、翻訳する単語のレベルの下限を設定できるので、簡単すぎる単語の訳は見ずにすむ。レベル分けは、「アルク標準語彙水準 SVL12000」に準拠。
楽天市場で注文確定直前の画面に出てくるメールマガジン購読のチェックを、自動的に全オフ。いちいちチェックを外すのが面倒だった楽天ユーザーにはうれしい機能だろう。