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Amazonと楽天のアフィリエイトを効率化するjQuery技 (2/5)

2009年04月20日 10時27分更新

文●古籏一浩、ASCII.jp

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書評ページにアフィリエイトリンクを設置する

 アフィリエイトリンクを設置する作例は、前回も登場した架空の書評サイト「東京ブックマニア」です。個別の書評のすぐ下に、ショッピングサイトの商品ページへのテキストリンクを追加します。

作例

東京ブックマニアの書評ページ。書評の下に、ショッピングサイトの当該商品ページへアフィリエイトリンクを張ります


 アフィリエイトリンクを設置するのは簡単です。今回のようにAmazon.co.jp/楽天ブックスの個別商品へリンクする場合なら、「Amazonアソシエイト」「楽天スーパーアフィリエイト」の登録が済んでいれば、管理画面から商品を検索してアフィリエイト専用のURLやリンク用のHTMLタグを確認できます。このタグをHTMLにコピー&ペーストするだけです。


アフィリエイト用URL、商品コードを確認する

 まず、手っとり早く個別商品にリンクを張るために、アフィリエイト用のURLを確認しておきましょう。Amazon.co.jp/楽天ブックスのURLは以下のような形式になっています。

●Amazon.co.jp

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/【商品コード】/【トラッキングID】/ref=nosim/

●楽天ブックス

http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/【アフィリエイトID】/?pc=http://item.rakuten.co.jp/book/【商品コード】/


 アフィリエイト対象となる商品には、それぞれ商品コードが割り当てられています。書籍にはISBNコードがあるので、書籍だけを扱うサイトならISBNがあればいいのですが、Amazon.co.jpや楽天が扱う商品は書籍だけではありません。このため、Amazonの場合は「ASIN」、楽天の場合は「楽天商品コード」と呼ばれる独自の商品コードが使われています(ただし、Amazon.co.jpの書籍のASINは10桁のISBNコードと同一です)。

 それぞれのURLには商品コードのほかに、リンク元を判別し、アフィリエイトを報酬を集計するために必要な「アフィリエイトID」(Amazon.co.jpの場合は「トラッキングID」と呼ばれます)が含まれています。アフィリエイトIDは以下のようなものです。

●Amazon.co.jp(トラッキングID)

openspace0d-22

●楽天(アフィリエイトID)

09bff287.a6fac4bd.09bff288.3ee9f5ab


 アフィリエイトIDは、Amazon.co.jpの場合は「アソシエイト・セントラル」から、楽天の場合は「楽天ウェブサービス」から確認できます。アフィリエイトIDを間違えると自分の収入ではなく他人の収入になってしまったり、無視されてしまいます。アフィリエイトの管理画面で実際にクリックされた回数などがカウントされているか、必ず確認してください。

左はAmazon.co.jpの「アソシエイト・セントラル」、右は「楽天ウェブサービス」。トラッキングID/アフィリエイトIDは各社のサイトで必ず確認しておきましょう

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