まずは基本の寸法取りから
まずは寸法取りから行ないます。その際、Y'S Roadでは3つのコースがあります。
ライトコースですが、これは作業時間10~20分程度で行なえて、料金も1,000円程度ということで、これからはじめてみようという人にはぴったりのコースです。また、Y'S Roadで自転車を購入すればこの料金が免除されます。自転車を購入するときにフィッティングも一緒に行ないたい人向けです。
次に、スタンダードコースがありますが、これは高度な計測を行なうもので、料金は5,000円ほどかかります。本格的に自転車を始める方や、実業団の方などもこのコースを選ぶそうで、本格指向の人にはぴったりでしょう。
最後に、プレミアムコース。これはライディングフォームなどのコンサルティングまで含まれており、料金も一番高い2万円です。ちなみにこのコース自体は、すでに自転車を持っている方が、さらなるステップアップをするために選ぶコースですので、上の2つとは性質が違うかも知れません。
筆者は、この中からライトコースを選びました。まず、計測ですが、元となる身長から測ります。
身長を測り終わると、次は股下と座高を測ります。座高に関しては、家でも計れるだろうと思う方もいるでしょうけど、結構限界ギリギリまで測定レバーを上げていきますので(下の画像参照)、一人で計るのは無理でしょうし、人にやってもらうのもちょっと恥ずかしいかも。また、座高ですが、通常首の下までの計測になります。
股下、座高と計り終わったら、次は腕の長さを測っていきます。このとき重要なのは、必ず両手の腕の長さを測るということです。人間というのは大概利き腕の方が長くなっているので、両手を計ることが必要となるようです。
さて、腕の長さを測り終わったら、次に肩幅を計測していきます。この肩幅はそのままハンドルの寸法に直結しますので、きっちり計測します。
この後、シューズを選びます。足の大きさを調べてから選ぶのですが、実際履いたフィーリングと計測結果は変わってきますので、お店の人と相談しつつ決めていくのが良いでしょう。
さて、計測が終わったら、その計測結果から体にあった自転車を探すために、自転車の寸法を計算していきます。
この計測方法でお値段が変わるわけで、ライトコースの場合は一般的な体の寸法から割り出すのに対して、スタンダードコースの場合は、計測した体の寸法を用いて、自転車の詳細情報を出します。そのかわり、かなり細かいところまで出すそうです。その手間暇、時間が価格に反映してくると考えれば良いでしょう。
これで基本的な計測と、寸法出しは終わりです。実際計測してる間にも色々な自転車談義で盛り上がっていたので、計測自体は結構楽しくできました。
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