前回、前々回と、また硬い話が続いたので、今回はちょっとだけ楽しい(?)自転車本体以外に必要となる装備についてお話いたします。
自転車生活をするにあたって、最低限持っておかなければならない装備と、「まぁ持ってれば良いよね」っていう装備の2種類があります。今回紹介する装備は、まず間違いなくどこかで使うことになりますので、乗る前には必ず揃えておきましょう。
常備しておいて安心の装備
まず、走る上で絶対必要になるものとしては、点滅灯、または点滅ライトと呼ばれるものです。
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ひとつ付いていれば問題ありませんが、この手のものは3つでも4つでも付いてた方が安心です。知り合いの自転車乗りさんは5つほど付けています(なんでも一回車にひかれたことがあるらしく、その時はひとつしか付いてなかったとか) |
前に付けるのは当たり前として、一番危険なのは通称「カマ掘り」事故、追突ってヤツで、身構えなしで来るので受け身も取れず、大事になることがほとんどでしょう。ですので、そういったトラブルを未然に防ぐためにも点滅灯は必ず付けましょう。その際、夜だけ点灯していれば良いと勘違いしがちですが、これは明るい昼間でも忘れずに点灯すべきです。
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もちろん、フロントにもライトは着けます |
バイクもそうですが、自転車は車のドライバーからは見えにくく、こちらが考えているよりも車のドライバーは自転車を認識するのが遅くなりがちであり、こちらから必要以上に存在をアピールしておくべきです。そういったことを考えても、この点滅灯を必ず付け、昼間でも点灯するのが大原則といえます。
次に必要になるのが工具類です。本格的なメンテナンスは外ではできませんが、ちょっとしたトラブル用にあった方が良いでしょう。
特にスポーツタイプの自転車を購入したら、必ず1回は体験するのが「出かけ先でもパンク」でしょう。もう絶対経験します。下手したら1日に2回も3回も4回も経験することも……。
(次のページへ続く)

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