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ガジェットで自転車ライフをもっと便利に! 第9回

最強の自転車用GPS、Edge 705を個人輸入!

2009年03月17日 14時30分更新

文● 荻窪 圭

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使う前に準備をする

 最強のアイテムであるけれども、何しろ輸入品。各国語の簡易マニュアルはついているものの、日本語はなし。

蓋をあけるといきなり製品が。これはちょっとうれしい

付属の簡易マニュアルは5冊あるが、日本語はなし。英語ドイツ語その他欧州系の言語だけだ。まあ英国だしね

 ACアダプタはついてくるものの電源プラグが英国仕様なので日本では使えない。わははは。安くすませた分、何かと大変なのだ。

 でも、Edge 705は内蔵のリチウムイオン充電池に「USBから充電可能」なのだ。これで電源の問題は無し。今はiPod用のACアダプタを使って普通に充電できています(USB端子で出力するので)。

Edge 705の裏面。左上にUSB ミニB端子がある。ここで充電もパソコンへの接続も行なう

 それにしても、思ったより薄くてコンパクト。これなら自転車につけても邪魔にならないサイズだ。ディスプレイは以前紹介した「Colorado 300」関連記事)よりワンランク劣るけどしょうがない。

右が今まで使っていた「eTrex VistaC」。こっちの方が頑丈そうだが、Edge 705の方がコンパクト

 次の問題は地図。日本の地図はもちろん入っていない。日本語対応Garmin GPS用の日本地図(「いいよネット」が扱っているもの)は使えない。しかし、1/25,000の日本の英語版Garmin GPS用地図データを売ってくれるサイトがあるのだ。

 「アップアップダウン製作所」である。ここが国土地理院刊行の数値地図から作成した日本の地図をGarmin用に変換したもの。これを購入すれば(CD-ROMで買って転送してもいいし、microSD版を買ってそのままEdge 705に挿入してもいい)、日本でも地図の利用が可能になる。

 もちろん地名はすべてローマ字表記なのでわかりづらいし、地形図なので交差点名なども入ってないので道案内用としては不便だが、自転車で走り回る分にはほぼ問題なしである。

 早速それを購入する。あとは必死に英語のマニュアルを見つつ、基本セッティングをし、自転車へ装着だ。

 センサーは意外とシビアなので微調整は必要だが、ちゃんと心拍計もスピード/ケイデンスセンサーもGPSも動作である。

付属の自転車装着用アダプターをステムにセット。ハンドルよりステムの方が何かとおさまりがよい

スピード/ケイデンスセンサーをチェーンステーに装着。手前側の丸いところがケイデンスセンサー、右に伸びている腕がスピードセンサー

ケイデンスセンサー用マグネットはクランクの内側に。センサーの位置とぴったり合うよう微調節すること。スピードセンサー用のマグネットはスポークに装着する

(次のページへ続く)

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