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SkypeはUSBメモリと融合の時代に? ノバックとハギワラシスコムから小型Skype対応機器が発売!

2006年08月04日 22時03分更新

文● 美和

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 Skype対応製品と言うと従来の電話機をモチーフにしたものが多いが、ノバックとハギワラシスコムからUSBメモリと同等のサイズという小型をウリにする製品が登場した。どちらの製品も128MBのメモリ領域にSkypeのクライアントソフトを内蔵しており、ユーザーの環境を持ち運べるのが特徴だ。

左がノバックの「どこでもアクセス for Skype」(型番:VP-901U)、右がハギワラシスコムの「UD Communication STICK」。SkypeはUSBメモリで持ち歩く時代に突入した?

 ノバックの「どこでもアクセス for Skype」(型番:VP-901U)は、USBメモリにUSBオーディオ機能を内蔵させた製品。内部にインストールされたSkypeクライアントを使用する際には本体をPCのUSBコネクタの部分に接続し、本体側面に用意されているアナログ音声入出力端子に付属のマイク付きイヤホンを接続するだけ。どのPCでもユーザーの環境を再現できる。チャット履歴やブックマークしたチャット、発着信履歴などの記録や情報をPCに残さないため、ネットカフェなどセキュリティが心配される場所で使用しても問題ない。またこの製品のSkypeのクライアントソフトはパスワードによるロックが可能となっているため、紛失時も安心だ。そのほか128MBの容量のうち約75MB程度をユーザーが自由に利用できるため、受信したファイルなども保存可能となっている。サイズは83(W)×24(D)×10(H)mm、重さは約25g。価格はパソコンハウス東映で5270円、ラオックス ザ・コンピュータ館で5980円。

製品自体はやや大きめのUSBメモリといった感じ。側面に付属のマイク付きイヤホンを接続するためのアナログ音声入出力端子が用意されている

 一方ハギワラシスコムの「UD Communication STICK」はSkypeのクライアントソフトを内蔵したUSBメモリ。128MBのうち100MBをユーザーが使用可能だ。この製品の特徴はUSBからソフトのオートランを可能にする“UDRW Technology”に対応しているところで、メモリ本体をPCのUSBコネクタに接続すると、自動的にSkypeのクライアントソフトが起動するようになっている。こちらにはサウンド機能が搭載されておらず、Skypeを使用する際には付属のヘッドセットをPCのアナログ音声入出力端子に接続するか、別途USB接続の音声入出力デバイスが必要となる。サイズは79(W)×18(D)×9.4(H)mm、重さは11g。付属品として、Skypeと一般電話を接続するサービス“Skypeout”の30分無料通話券が同梱される。価格はパソコンハウス東映で3580円。

「UD Communication STICK」はSkypeのクライアントソフトを内蔵したUSBメモリ。USBからソフトのオートランを可能にする“UDRW Technology”に対応している
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