来週発売予定のThermalright製のCPUクーラー「SI-128」のサンプルが秋葉原の各ショップに入荷している。従来品の「SI-120」の改良モデルで、6mm径ヒートパイプ5本から8mm径ヒートパイプ4本へ変更されたのが特徴だ。
Thermalright製のCPUクーラー「SI-128」のサンプル。ヒートパイプが従来品の「SI-120」の6mm径5本から、8mm径4本に変更されている | アルミフィンのサイズが拡大され、フィン枚数も増加。フィンピッチも2mm弱から約1mmになり、本体サイズがやや大きくなった |
その他「SI-120」からの変更点として、アルミフィンのサイズを25×125mmから35×125mmに変更。フィン枚数も52枚から78枚へと増加し、フィンとフィンの間の距離も2mm弱から約1mmに詰められている。それに伴い本体のサイズも大きくなり、高さが約4mm、ヒートパイプの出っ張りが約20mm強ほどサイズアップしている。また、CPUと接触するベース部も、ヘアライン処理から鏡面処理の銅ブロックへと変更されている。
120mm角ファン(別売り/リブ無しのみ対応)を装着して使用するといった点は従来品と変わらない。対応ソケットは、Socket AM2/939/940/754とLGA775。ヒートシンクのサイズは125(W)×155(D)×92(H)mmで、重量は570~585g(ファン除く)となる。8月3日ごろ発売予定で、予価はアークと高速電脳とTSUKUMO eX.で5980円。
CPUと接触するベース部も、ヘアライン処理から鏡面処理の銅ブロックへと変更されている | パッケージのスペックシール。Socket 478が非対応になった代わりにSocket AM2に対応 |