【COMPUTEX TAIPEI 2006 Vol.7】東芝が書き込み可能なHD DVDドライブを展示 そのほか気になるストレージも紹介!
2006年06月10日 13時35分更新
秋葉原ではすでにBlu-ray対応のドライブが各社から登場しているが、対抗陣営であるHD DVD側も負けてはいない。今回のCOMPUTEX TAIPEIでは(株)東芝が書き込み可能なスリムドライブ型のHD DVDドライブを展示し、アピールしていた。
ブースではHD DVDのリードに対応したモデル『TS-L802A』と、リード/ライトに対応したモデル『TS-L902A』を展示していた。HD DVDのリードに対応した『TS-L802A』はすでに同社のノートパソコン“Qosmio(コスミオ)”シリーズに搭載されているドライブよりも若干スペックダウンとなっているようで、書き込み/書き換え速度(最大)は、DVD±Rが4倍、DVD±RWが4倍、DVD-R DLが2倍、DVD+R DLが2.4倍、DVD-RAMが3倍、CD-Rが16倍、CD-RWが4倍となっているほか、HD DVD-ROMの読み込みは等倍となっている。一方『TS-L902A』のスペックは、DVD±Rが4倍速、DVD±RWが4倍速、DVD-R DLが2倍速、DVD+R DLが2.4倍速、CD-Rが16倍、CD-RWが4倍となっているほか、注目のHD DVD-ROMの書き込み/読み込みはそれぞれ等倍となっている。
HD DVDのリードに対応した『TS-L802A』はすでに同社のノートパソコン“Qosmio(コスミオ)”シリーズに搭載されているドライブよりも若干スペックダウンとなっている | リード/ライトに対応したモデル『TS-L902A』。HD DVDの読み込み/書き込み速度は等倍となっている。バルク版での登場が待たれるところだ |
また2.5インチHDDでも容量200GBとなるインターフェースがSerial ATAの『MK2035GSS』を展示。スペックは回転数が毎分4200回転、データ転送速度が150MB/s、バッファーが8MB。シークタイムはTrack to Trackが2ms、Averageが12ms、Maxが22msとなっている。秋葉原で購入できる2.5インチHDDの最大容量が120GBであることを考えると、登場が待ち遠しいと言える。そのほかHDDでは2.5インチのIDEモデル『MK4036GAC』も展示しており、スペックは回転数が毎分4200回転、データ転送速度が100MB/s、バッファーが8MB、シークタイムはTrack to Trackが3ms、Averageが16ms、Maxが28msとのこと。
容量200GBとなるインターフェースがSerial ATAの『MK2035GSS』。こういった大容量のHDDをはやくノートパソコンで利用できるようになりたいものだ | こちらは2.5インチのIDEモデル『MK4036GAC』 |
以下ではそのほかフラッシュメモリー関連の製品をフォトレポート形式でお伝えしよう。