インテル純正ながら、チップセットにATI製“RADEON XPRESS 200”を搭載するというユニークなマザーボード「D101GGC」が登場した。販売しているのはパソコンハウス東映で、価格は1万800円。すでに完売となっているが、来週末に再入荷の予定だという。
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インテル純正ながら、チップセットにATI製“RADEON XPRESS 200”を搭載するというユニークなマザーボード「D101GGC」 |
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製品は白箱に入れられたほとんどバルク品に近いもの。型番を記載したシールが貼られている |
最大の特徴は、やはり大手チップセットメーカーでもあるインテルが他社のチップセットを採用していると言う点。ご存知のように自社製チップセットを搭載しているマザーボードがほとんどという中にあって、極めて特殊なモデルといえそうだ。もっとも「D101GGC」の製品情報は、同社のウェブサイトに掲載されていることから、以前より一部マニアの間では話題となっていた製品で、今回パソコンハウス東映がそれに答えるかたちで入荷したもののようだ。
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同梱のスペック表。同社のウェブサイトに掲載されているものと同じだ | South bridge“IXP450”。Serial ATAをサポートする |
製品は白箱に入れられたほとんどバルク品に近いもので、もちろん並行輸入となるもの。Micro ATXとなる本体は、チップセットがNorth bridgeに“RADEON XPRESS 200”、South bridgeに“IXP450”を搭載。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2、DDR DIMM×2(DDR400/2GB)という構成で、VGAやサウンド、100/10Base-Tイーサネット(Realtek/8101L)、Serial ATA×4などをオンボードする。とりたてて強調するようなスペックは見当たらず、いわゆるVGAオンボードのオールインワンタイプのマザーボードとなるが“レアもの”であることは確か。マニア向けのコレクターズアイテムとしては注目の製品となりそうだ。
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拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2とMicro ATXマザーとしては標準的な構成 | 100/10Base-TイーサネットはインテルではなくてRealtek。少し残念… | |
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VGAやサウンド、100/10Base-Tイーサネット(Realtek/8101L)、Serial ATA×4などをオンボードする | ケーブル類やバックパネルなどが付属している |
