SeventeamからFlex/Micro/ATXにそれぞれ対応した電源4製品が秋葉原のショップに登場した。内訳は、ATX対応の550W電源「ST-550EAG」と460Wの「ST-460EAD」、Micro ATX対応の容量250W電源「ST-250MAK」、Flex ATX対応の容量220W電源「ST-220FAB」の4種類。販売代理店はザワード。
「ST-550EAG」(左)と「ST-460EAD」(右) |
「ST-550EAG」は容量550WのATX電源で、ATX12V Ver.2.2(SSI-EPS12V互換)に対応している。Active PFC回路を搭載しており、無効電力の際に起こるひずみ波形の高調波を抑制することにより、安定した有効電力を供給可能だ。また、電源内部の温度と電源に掛かっている負荷を計算し、最適なファン回転数を自動的に検知するS.T.N.C(Smart Thrmal & Noise Control)回路を搭載。そのほか、EMI(ノイズ)対策のため、高周波を除去するというEMIフィルタがケーブルに施されている。コネクタは、ATXメイン(20/24ピン)×1、ATX12V×1、SSI EPS(8ピン)×1、PCI-Express(6ピン)×2、FDD用×2、HDD用×6、Serial ATA用×2。サイズは150(W)×140(D)×86(H)mm。なお、容量が460Wの「ST-460EAD」もラインナップされている。
「ST-200MK」の後継機種となるMicro ATX電源の「ST-250MAK」は、容量が従来の200Wから250Wにアップした。前述のMicro ATX電源「ST-550EAG」同様、Active PFC回路とS.T.N.C回路を搭載する。コネクタは、ATXメイン(20ピン)×1、ATX12V×1、FDD用×3、HDD用×1、Serial ATA用×1。サイズは125(W)×100(D)×63.5(H)mm。
容量250WのMicro ATX電源「ST-250MAK」。底面に8cmファンを内蔵している | パッケージによると、ファンが本体からやや飛び出している「ST-250MAD」という製品もあるようだ |
「ST-150SL」の後継機種となるFlex ATX電源の「ST-220FAB」は、容量が従来の150Wから220Wにアップ。同社によると「小型電源の廃熱設計は非常に難しくあらゆる部品にストレスがかかるため、本製品では国産のコンデンサを使用することで熱によるダメージを軽減している」という。コネクタは、ATXメイン(20ピン)×1、ATX12V×1、FDD用×3、HDD用×1、Serial ATA用×1。サイズは43(W)×191(D)×82(H)mmで、ショップによると「Shuttle製のキューブPCに搭載可能」とのこと。なお、各製品の価格は以下の表の通り。
キューブPCに最適な、容量220WのFlex ATX電源「ST-220FAB」。4cmファンを側面に内蔵 | コネクタは、ATXメイン(20ピン)×1、ATX12V×1、FDD用×3、HDD用×1、Serial ATA用×1。 |
Seventeam ST-550EAG |
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\12,800 | CUSTOM |
\15,540 | USER'S SIDE |
Seventeam ST-460EAD |
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\13,440 | USER'S SIDE |
Seventeam ST-250MAK |
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\5,380 | テクノハウス東映 |
Seventeam ST-220FAB |
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\5,480 | テクノハウス東映 |
\5,780 | TSUKUMO eX. |