日本エイサー(株)は31日、イタリアの自動車メーカーFERRARI S.p.A(フェラーリ)の公認ノートパソコン『Ferrari4000』を9月22日に限定1000台発売すると発表した。価格は24万9800円。販売先は(株)ソフマップ/(株)ベスト電器/(株)ヨドバシカメラの各店(9月1日店頭予約開始)、ならびに(株)フジテレビテレビジョンの通販番組“ものすぽると”でも紹介されるとのこと。なお10月9日には“F1鈴鹿グランプリ”が三重県の鈴鹿サーキットで開催される。
FERRARI S.p.A(フェラーリ)の公認ノートパソコン『Ferrari4000』 |
同社のFerrari公認モデルは、2004年9月に発表された『Ferrari 3400』に続いて2世代目。Ferrari 3400が、Ferrariのシンボルカラーでもある“フェラーリレッド”の天面(カバー)を採用していたのに対し、今年のFerrari4000ではレーシングカーなどに広く採用されている薄型軽量で強靭さを兼ね備えるという“カーボンファイバー”を採用。カーボンファイバー特有の黒格子の中央には、立体的なFerrariの“跳ね馬”のエンブレムが施されている。ディスプレーの前面(手前)と左右側面はフェラーリレッドが配され、付属の光学式ワイヤレスマウス(Bluetooth接続)も、同様に側面をぐるりとフェラーリレッドが囲んでいる(Ferrariロゴ入りマウスパッド付属)。
フェラーリレッドを配した光学式ワイヤレスマウスが付属 |
本体の主なスペックは、CPUに米Acvanced Micro Devices(AMD)社のモバイルAMD Turion 64 ML-30-1.60GHz、チップセットはカナダATIテクノロジーズ社のRADEON XPRESS 200Pを採用。メインメモリーはDDR333(PC2700)対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)、グラフィックスはMOBILITY RADEON X700(128MB)で、液晶ディスプレーは15.4インチWXGA(1280×800ドット/1677万色)を搭載する。
HDDは80GB、光ドライブはスロットイン方式でDVD+R DL対応のDVDスーパーマルチドライブを採用。書き込み速度は、DVD+R DL 2倍速/DVD+R 8倍速/DVD-R 4倍速/DVD+RW 4倍速/DVD-RW 4倍速/DVD-RAM 2倍速など。
本体前面と背面 | 本体左右側面 |
通信機能は10/100/1000BASE-T準拠のGigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN、V.92準拠の56kbpsファクスモデム、Bluetooth 1.2、IrDA 1.1(最大4Mbps)を内蔵。拡張スロットはType II×1のPCカードスロットと、SDカード/MMC/メモリースティック(PRO対応)/xDピクチャーカードの5種類に対応するメモリーカードスロットを前面に搭載。インターフェースは、USB 2.0×2/IEEE 1394(4ピン)×1/アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)/DVI-D/S-Video出力/オーディオ入出力/拡張コネクター(Acer ezDock対応)など。
消費電力は最大71W。バッテリーは8セルのリチウムイオンタイプで、バッテリー駆動時間は約3時間(同社独自計測の結果)。本体サイズと重量は、幅363×奥行き265.7×高さ34.3(最薄部30.5)mm/2.86kg。OSはWindows XP Home Edition SP2をプレインストールしている。