Tyan初のSocket 939対応マザーボード「Tomcat K8E」(型番:S2865AG2NRF)」が登場した。チップセットに“nForce 4 Ultra”を搭載するこの製品は、VGA機能としてATI製“RAGE XL”をオンボードするなど、同チップを搭載した他社製品とはひと味違った作りとなっているのが特徴だ。
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Tyan初のSocket 939対応マザーボードとなる「Tomcat K8E(型番:S2865AG2NRF)」。ほかにサウンド、IEEE1394なしモデルの「型番:S2865G2NR」もラインナップされている |
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搭載するチップセット“nForce 4 Ultra”は、数少ないファンレス仕様となるのも嬉しいところ |
同製品は今年2月にサンプルが登場、3月下旬の発売を予定していたが若干遅れての発売となった。主な仕様は、拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×4、DDR DIMM×4。オンボードインターフェイスはデュアルギガビットイーサネット(PCI Express接続のBroadcom/チップセット統合Marvell)やVIA製“T6307”によるIEEE1394、Realtek製“ALC6556”チャンネルサウンド、Serial ATA II(RAID 0/1/0+1)4ポートのほか、ATI“RAGE XL”によるVGA機能という構成だ。価格はUSER'S SIDE本店で3万240円となるほか、近日中にドスパラ秋葉原2号店 Prime館にも入荷予定となっている。
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拡張スロットの構成はPCIが比較的多めのPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×4というもの | | 2つのギガビットイーサネットは1つがPCI Express接続のBroadcom、もうひとつがチップセット統合のMarvellチップとなる |
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