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ZMP、人型2足歩行ロボット『nuvo』の量産を開始――価格は58万8000円

2005年04月12日 22時11分更新

文● 編集部

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(株)ゼットエムピーは12日、一般家庭向けの人型2足歩行ロボット『nuvo』の量産を開始したと発表した。『nuvo』は同社が2004年3月に開発発表を行なったもの。価格は『nuvo』(4色)が58万8000円。金沢の蒔絵を施した『nuvo Japanism』(3種類)が88万8000円。受注は“nuvo専用サイト”で行ない、出荷は4月下旬の予定。販売目標は、『nuvo』が4色各500体、『nuvo Japanism』が3種類各100体。

nuvoとnuvo Japanism
『nuvo』(左4体)と『nuvo Japanism』(右3体)

『nuvo』は、15関節(脚部×12/腕部×2/頭部×1)と有効31万画素CCDを搭載した2足歩行ロボットで、モーター制御部とリモコン/音声認識などのアプリケーション部を統合管理する独自の“N2COREアーキテクチャ”を採用しているのが特徴。歩行速度は最大で毎分3mで、転倒時の起き上がりなども行なえる。コントロールは、室内では専用リモコンと音声で行なえ、外出先からは携帯電話から無線LAN(IEEE 802.11b)経由で行なえる(有線LANにも対応)。本体内のLANにはCAN(Controller Area Network)を採用している。バッテリー駆動時間は約1.5時間。本体は幅350×奥行き120×高さ390mm、重量2.5kg。電源スイッチには多結晶サファイアのボタンを採用したという。

『nuvo』は、同社がセイコークロック(株)と提携し、(株)ルネサステクノロジの協力により量産を開始するもので、ZMPがコア技術の開発/全体設計を行ない、ルネサスがマザーボードの設計/製造/ソフト開発をサポートし、セイコーが部品の製造/調達/技術ノウハウの提供と組み立て/検査を担当したという。外装デザインはカーデザイナーの奥山清行氏が担当し、カラーにはレッド/メタリックシルバー/メタリックブルー/イエローの4色を採用。リアクション(動き)は“モーニング娘。”などの振り付けを担当している夏まゆみ氏が、サウンドはピアニスト/作曲家の松谷卓氏が手がけたという。また、2足歩行ロボットに最適化したシューズとウェアをミズノ(株)と共同開発しており、標準でシューズソール“N-Sole”が装着され、オプションで顔面を保護するゴーグルと、ウェアタイプのプロテクターが用意される。

『nuvo Japanism』は、ロボット市場が黎明期にあたるということから、新たな価値観の提案として工芸品の要素を持たせたモデル。CDジャケットを手がけているアートディレクターの原神一氏が、金沢の蒔絵を現代風にデザインしたという。

同社では、(株)アデランスと共同でロボット用ウィッグの開発で合意したとしており、アデランスのオーダーメードカツラの製作技術やミュージカル向けのウィッグ製作技術を応用し、転倒時の頭部保護という機能性と、ファッション性を備えたロボット用ウィッグの実現を目指すとしている。併せて(有)ユビキタスエンターテインメントの携帯電話向け統合PIMサービス“UBIMEMO(ユビメモ)”と連動させるコンテンツを共同開発することも明らかにしている。

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