MSIから“nForce4 SLI”搭載マザーボード「K8N-SLI Plutinum」が登場した。この製品は以前紹介した「K8N Diamond」に搭載されていた2つあるギガビットイーサネットを1つにして、Serial ATAチップを省いた廉価版。
|
---|
「K8N Diamond」に搭載されていた2つあるギガビットイーサネットを1つにして、Serial ATAチップを省いて価格を抑えた「K8N-SLI Plutinum」 |
チップセットに“nForce4 SLI”を採用しているため、PCI Express x16スロットを2本搭載。そのスロットの間に、1スロット分ほどの大きさのSLIモードとシングルモードの切り替えを行なう基板が装着されている。拡張スロットは、PCI Express x16以外にはPCI×3だけとなっており、PCI Expressx1スロットは搭載されていない。メモリスロットは、DDR400に対応したものが4本用意されており、最大4GB搭載可能。このあたりは上位モデルの「K8N Diamond」と変わらない。異なるのは、Serial ATAコントロールチップであるSilicon Image製“Sil3132”が非搭載になっているため、従来オンボードで6ポート搭載されていたSerial ATAポートが4ポートに減っているところ。また、デュアルだったギガビットイーサネットは1ポートに減っている。そのほかのレイアウトの変更はない。VIA製“6306”によるIEEE 1394機能、Creative製“Sound Blaster Live 24-bit”によるサウンド機能がオンボード。インターフェイスは、USB 2.0×4、IEEE 1394×1、SPDI/F(オプティカル、コアキシャル)×各1、8chアナログ音声出力など。価格は、TWOTOP秋葉原本店とアークで2万3780円、USER'S SIDE本店で2万3940円、ZOA秋葉原本店で2万4800円、ドスパラ秋葉原2号店 Prime館で2万5800円。
|
| |
---|
拡張スロットは、PCI Express x16×2、PCI×3。、2本あるPCI Express x16の間に見えるのがSLIモードとシングルモードの切り替えを行なう基板 | | Serial ATAコントロールチップであるSilicon Image製“Sil3132”が非搭載のため、Serial ATAポートは4つに減っている。チップセットによるRAID 0/1/1+1をサポートする |
|
| |
---|
サウンドチップには、Creative製“Sound Blaster Live 24-bit”を使用する | | 日本語マニュアルの作成が間に合わず、このようなお詫び状が同梱されている。必要な人は、メールやFAXで申し込む必要がある |
【関連記事】
【取材協力】