nVIDIA“nForce Professional”チップセットを採用し、PCI Expressスロットを搭載するリオワークス製デュアルOpteronマザー「HDAM Express」が登場した。
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リオワークス製デュアルOpteronマザー「HDAM Express」。ちなみに写真上方向がマザーボードの上。 |
“nForce Professional”はOpteron対応のサーバ/ワークステーション向けチップセットで、現在ラインナップされているOpteronだけでなく、今後登場する予定のデュアルコアOpteronへの対応もうたっている。“nForce Professional 2200”による1チップ構成となり、PCI Express計20レーン、3.0Gbit/s対応Serial ATA II4ポート(RAID 0、1、0+1対応)、ギガビットイーサネットコントローラ、USB 2.0×10ポートといった機能を搭載。SLIにも対応する。またI/Oコンパニオンチップ“nForce Professional 2050”を追加することにより、PCI Express20レーン、ギガビットイーサネット、4ポートのSerial ATA IIを増設することが可能となっている。
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マニュアルより。“nForce Professional 2200”チップセットを搭載する |
今回登場した「HDAM Express」は、“nForce Professional 2200”を搭載するほか、AMD製“AMD8131”チップを搭載することにより、PCI-Xスロットも備えるのが特徴。拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x2×1、64bit/133MHz PCI-X×1、64bit/100MHz PCI-X×2。DIMMスロットは8本で、PC3200(DDR400)ECC Registered DDR SDRAMまでの対応で、最大メモリ容量は16GB。Broadcom製“BCM5721”チップ2つによるデュアルギガビットイーサネット、ATI製“Rage XL”によるグラフィック機能(VRAM8MB)がオンボード。また、PCI Express x2スロットはPCI Express x16サイズとなっており、前述したようにチップセット自体は対応しているためSLIが可能であるようにも見受けられるが、リオワークスのウェブサイトの製品紹介では触れられていない。価格は高速電脳で6万4800円。
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PCI Express x2スロットはPCI Express x16サイズとなっておりSLIに対応しそうだが、製品紹介では触れられていない | 3.0Gbit/s対応Serial ATA II4ポートを搭載。RAID 0、1、0+1対応 |
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