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Efficeon TM8600を搭載した超小型PC「Be Silent Mt6600」が登場

2004年12月17日 21時28分更新

文● 美和

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 イーレッツから、トランスメタ製CPUであるEfficeon TM8600-1GHzを搭載した超小型ベアボーンPC「Be Silent Mt6600」 が登場した。同社によれば、Efficeon TM8600を搭載したデスクトップPCは国内初とのこと。

本体
トランスメタ製CPU、Efficeon TM8600-1GHzを搭載した超小型ベアボーンPC「Be Silent Mt6600」

 チップセットは“TM8600内蔵”+“ALI M1563M”という構成になっており、VGA用のGPUとして16MBのVRAMを搭載する“MOBILITY RADEON 7500”がオンボード。CPUの冷却にはヒートシンクを使用。ヒートシンクの直上には60mm角のヒートシンクの冷却用のファンが用意されており、回転数を4500rpmから2100rpmに落として静音化を図っている。メモリスロットはSO-DIMM対応のものが1本用意されており、最大1GBまで搭載可能。ベイ数は2.5×1(シャドウベイ)だけとなっており、ケース内に光学ドライブの搭載はできない。その代りに、背面パネルに“エマージェンシーIDEポート”と呼ばれる12V電源(4ピン)とIDEポートが用意されており、5インチ内蔵用光学ドライブを外付けで接続できるようになっている。
 インターフェイスは、ギガビットイーサネット、VGA、USB2.0×2、アナログ音声入出力×各1、TV-OUT(コンポジット)などを搭載。サイズは204(W)×197(D)×73(H)mmというサイズで、重量は約2.6kg。電源はACアダプタにより供給される。価格は、ラオックス PC・DO SHOPとぷらっとホームで9万2400円。なお同製品は、以前紹介した増設冷却FANユニットの「PC-MS/FAN」、増設光学ドライブユニット「PC-MS/OB5」なども接続可能となっている。

ファン パッケージ
ケースには60mm角のファンが搭載されており、回転数を4500rpmから2100rpmに落として静音化を図っている本体は小さいのだが、商品パッケージは大きい


※当初、“MOBILITY RADEON 7500”が使用するビデオメモリを“メインメモリから16MB共有”と表記しておりましたが、実際は“オンボードで16MB搭載”の間違いでした。お詫びして訂正します。
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