再生した音楽をFM電波に乗せて発信し、カーラジオで受信可能にするFMトランスミッタ。「iPod」シリーズに対応した製品がいくつか販売されており人気となっているが、本日はMonsterCable製「iCarPlay Wireless Plus」がオリオスペックに入荷した。今回登場したのは輸入米国版となっている。
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「iPod」シリーズ用FMトランスミッタ「iCarPlay Wireless Plus」 |
同社からは以前より「iCarPlay Wireless」が販売されており、その機能強化版にあたるのが今回の「iCarPlay Wireless Plus」。「iCarPlay Wireless」が8つの周波数(88.1/88.3/88.5/88.7/88.9/89.1/89.3/89.5MHz。米国と日本で共通する周波数帯にあたる)から1つを選択する方式だったのに対し、今回の「iCarPlay Wireless Plus」では、周波数を自由に調節可能。そのうち使用したい周波数3つを記憶してうち1つを選択できるようになっている。調節可能な周波数の範囲は米国のFM周波数帯(87.7~107.9MHz)と日本のFM周波数帯(76.0~90.0MHz)を両方カバーしているため、日本で使用するにあたり特別な準備などは必要ない。
なお、MonsterCableのウェブサイトによると、87.7MHzと87.9MHzだけは使用不可とされている。この制限が日本国内での使用にも影響するのかどうかという点、および周波数設定の刻み幅については、ショップが調査中とのこと。
選択している周波数は、これも「iCarPlay Wireless Plus」で新たに追加されたLEDパネルに表示される。接続はドックコネクタで、同コネクタを備える「iPod」「iPod mini」に対応。電源は自動車のシガーライターソケットから取る仕組みで、接続した「iPod」の充電も同時に行なわれる。価格は9800円。
なお、同店での前モデル「iCarPlay Wireless」の価格は8379円。また接続端子をステレオピンジャックとし、ドックコネクタを持たない初代「iPod」やその他のポータブルMP3プレーヤでも使用できる(ただし本体の充電はできない)「RadioPlay Car Stereo Wireless FM Transmitter」も販売されており、こちらは6280円となっている。
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本体。周波数は自由に調節可能。使用したい周波数3つを記憶してうち1つを選択する仕組み。周波数は左側のLEDディスプレイに表示される | 前モデル「iCarPlay Wireless」(中)、ステレオピンジャック接続の「RadioPlay Car Stereo Wireless FM Transmitter」(右)も販売中 |
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