チップセットに“i925X”を採用したShuttle製キューブ型ベアボーン「SB95P」が登場した。同チップセットを搭載したキューブ型ベアボーンは今回が初となる。
「SB95P」は、以前紹介した“i915”を搭載した同社のキューブ型ベアボーン「SB81P」の兄弟モデル。本体右側から吸気し、クーラーを経て反対の左側に排気するダクト状の冷却機構や、フロント上部にカードリーダ/ライタなどを用意しているところなど、筐体の構造は「SB81P」と同じ。ベイ数は5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×2という構成で、フロントアクセスポートとしてUSB 2.0やIEEE 1394などを備える。
チップセットに“i925X”を採用したShuttle製キューブ型ベアボーン「SB95P」 | ベイ数は5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×2という構成 |
マザーには同社の「FB95」を使用。ソケット形状は“LGA775”で、現状ではPentium4 520(2.8GHz)~550(3.6GHz)、Celeron D 325J(2.53GHz)~340J(2.93GHz)を使用可能。拡張スロットは、PCI Express x16 ×1、PCI Express x1 ×1、DDR2 DIMM×2(最大2GB)という構成。そのほか、Serial ATA150×4、IDE ATA100×1、サウンド、IEEE1394、ギガビットイーサネットなどがオンボードで用意されている。なお、VGA機能やPCIスロットは搭載されていないので注意。電源は350W。サイズは325(W)×210(H)×220(L)mm。価格はクレバリー1号店で4万9318円、Onenessで4万9450円、OVERTOPで4万9480円、高速電脳で4万9665円、俺コンハウスとT-ZONE.PC DIY SHOPで4万9800円、アークで4万9875円、TWOTOP秋葉原本店で4万9880円。
拡張スロットは、PCI Express x16 ×1、PCI Express x1 ×1 | 本体右側から吸気し、クーラーを経て反対の左側に排気するダクト状の冷却機構 |
CPU冷却機構のファンも含め、5つのファンを搭載する | 背面インターフェイスは、シリアル×1、IEEE 1394×1、ギガビットイーサネット×1、USB 2.0×2、コアキシャル×1、SPDI/F×1、7.1chオーディオ出力など |