Gigabyteから、Socket 939対応マザーボードの新製品「GA-K8NS Ultra-939」が登場した。すでに発売中の同社製マザー「GA-K8NSNXP-939」の廉価モデルとなる製品だ。
Socket 939対応マザーボードの新製品「GA-K8NS Ultra-939」が登場 | RMモジュール“DPS(Dual Power System)”が搭載されていないのが違い |
6月に発売された上位モデル「GA-K8NSNXP-939」との最大の違いは、大容量の電源供給をより安定したものにするというVRMモジュール“DPS(Dual Power System)”が搭載されていないところ。今回発売された「GA-K8NS Ultra-939」が廉価モデルとはいえ、スペック上の違いはおそらくそれだけと思われ、よって仕様は以下のようになる。
採用チップセットに1チップ仕様の“nForce3 Ultra”を搭載。拡張スロットの構成がAGP×1、PCI×5、DDR DIMM×4で、オンボードインターフェイスはSilicon Image製チップ“Sil3512”による2ポートと“nForce3 Ultra”2ポートによる計4つのSerial ATAのほか、IEEE1394b、8チャンネルサウンド、10/100Base-Tイーサネットとギガビットイーサネットのデュアルイーサネットというもの。
また、マニュアル記載のオーバークロック機能としてCPUのFSBが200~300MHzの間で、AGPクロックが66~100MHzの間で設定可能なほか、CPU電圧が0.800~1.700Vの間を0.025V刻みで変更可能としている。価格はOVERTOPで1万5500円、Onenessで1万6300円(15日入荷予定)となるほか、アークにも近日入荷予定がある。
こちらは上位モデルの「GA-K8NSNXP-939」 | VRMモジュールが搭載されていないだけだが、価格は1万円ほど安いものとなっている |