Socket 939版Athlon 64とAthlon 64 FXに近々新モデルが登場しそうだ。秋葉原の複数ショップによれば、早ければ今週中にもいくつかの新モデルが登場する予定だという。
ドスパラ本店に掲示されていた価格表には新コアの名称と思われる“Winchester”という文字のほか、製造プロセスと思われる“90nm”という数字も確認できた | こちらはアークの価格表。Socket 754版のAthlon 64より若干高い程度となりそうだ |
Socket 939版Athlon 64の新モデルについては少し前から登場が噂されていたが、ここにきてようやく現実となりそうだ。AMDは今週19日に、Socket 939版Athlon 64の最上位モデル、Athlon 64 FX-55(2.6GHz/L2 1MB)と、Athlon 64-4000+(2.4GHz/L2 1MB)を発表。Socket 939版のAthlon 64シリーズは、すでに発売されているAthlon 64-3800+とAthlon 64-3500+と合わせて3モデルとなる。ところが、秋葉原のショップに掲載されている価格表には、このほかにAthlon 64-3500+(Winchesterコア)とAthlon 64-3000+、Athlon 64-3200+なども確認できる。これによれば、どうやらSocket 939版のAthlon 64は全部で6モデルとなるようだ。
なお、ドスパラ本店に掲示されていた価格表のAthlon 64-3000+(1.8GHz/L2 512KB)、Athlon 64-3200+(2.0GHz/L2 512KB)、Athlon 64-3500+(2.2GHz/L2 512KB)には新コアの名称と思われる“Winchester”という文字のほか、製造プロセスと思われる“90nm”という数字も確認できた。
このほかに具体的な価格表を提示しているのはアークや高速電脳(同店ウェブにて)。OVERTOPやドスパラ秋葉原2号店 Prime館、クレバリー1号店、ツクモパソコン本店II、USER'S SIDE本店、ZOA秋葉原本店なども今週末の入荷を予定しているとのこと。ちなみにSempron-3000+(2.0GHz/L2 512KB/SocketA)も発売が予定されているようだ。
939版のAthlon 64は全部で6モデルとなるようだ | Socket 939版Athlon 64の最上位モデルAthlon 64 FX-55(2.4GHz/L2 1MB)も価格表に記載されている |