従来の“MTV”シリーズに代わる“MTVX”シリーズ第1弾となる「MTVX2004」 |
2月下旬発売予定とされている、カノープスのハードウェアエンコードTVチューナ/キャプチャカード「MTVX2004」の予約受け付けが複数のショップで始まっている。スペックの上で同等の製品は今年に入って各社から発売されているが、やはり「MTVX2004」にかけるショップの期待は大きいようだ。
写真左がTSUKUMO eX.、右がZOA秋葉原本店での予約を知らせるポップ。スペックの上で同等の製品は今年に入り各社から発売されているが、やはり「MTVX2004」にかけるショップの期待は大きいようだ。 |
この製品は、同社が先月21日に発表したハードウェアエンコードTVチューナ/キャプチャカードの最新作で、今後登場する同社製のハードウェアエンコードTVチューナ/キャプチャカードについては全て“MTVX”シリーズとなるという。
主な特徴は、3D Y/C分離やデジタルノイズリダクション(3D Y/C分離と排他利用)、ゴーストリダクションなど“MTV”シリーズの上位モデルに採用されていた高画質化機能を標準搭載するところ。さらに、予価1万9800円と同ブランドとしては安めの印象を受ける価格設定も、大きな魅力だ。
搭載するエンコードチップには、最高25MbpsでのMPEG-2キャプチャが可能という(Iフレームのみ)Philips社製チップを採用し、TVチューナには「MTV3000W」から採用しているソニー製ユニットを搭載している。そのほか、電子番組表“iEPG”での予約録画が可能なTV録画/視聴ソフト「FEATHER2004」などが標準で付属する。
現在予約を受け付けているショップはTSUKUMO eX.、ZOA秋葉原本店、T-ZONE.PC DIY SHOPの3店舗で、予価は全て1万9800円。2月下旬の発売日には、このほか多数のショップの店頭に並ぶと思われる。
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