カノープスの新型ハードウェアエンコードTVチューナ/キャプチャカード「MTVX2004」 |
1月21日の発表以来発売の待たれていたカノープスのハードウェアエンコードTVチューナ/キャプチャカード「MTVX2004」が本日デビューした。夕方の時点で入荷を確認したショップは、TWOTOP 秋葉原本店とクレバリー1号店、WonderCityの3店舗。明日26日には、他の複数ショップでも販売が始まる予定だ。
エンコードチップには、従来の“MTV”シリーズで採用されていたPanasonic製のMPEGエンコーダから、Philips社製チップに(左)。高画質化機能のチップにはNEC製を採用(中)。インターフェイスにはアンテナ入力、S-Video入力、アナログ音声入力、ライン出力を装備(右) |
「MTVX2004」は、3D Y/C分離やデジタルノイズリダクション(3D Y/C分離と排他利用)、ゴーストリダクションなど“MTV”シリーズの上位モデルに採用されていた高画質化機能を標準搭載しながらも2万円を切るというもので、同社製品としては比較的安価な価格設定となるのがウリの製品だ。
搭載するエンコードチップには、従来の“MTV”シリーズで採用されていたPanasonic製のMPEGエンコーダに代えて、新たに最高25MbpsでのMPEG-2キャプチャが可能という(Iフレームのみ)Philips社製チップを採用。TVチューナには「MTV3000W」で採用されているソニー製を使用し、電子番組表“iEPG”での予約録画が可能なTV録画/視聴ソフト「FEATHER2004」などが標準で付属する。キャプチャ解像度は720×480/480×480/352×480/352×240ドット、最大ビットレート15Mbps(Iフレームのみの場合25Mbps)。
新たに“MTVX”シリーズとなり、パッケージも一新された |
価格はTWOTOP秋葉原本店で1万8980円、クレバリー1号店とWonderCityで1万9479円と最安値がいきなり1万8000円台に突入。前述の通り、明日26日には他の複数ショップでも販売が始まると思われるが、発売前から話題となっていた製品だけに、週末まで在庫があるかは微妙な状況かもしれない。
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