メモリーはDDR333(PC2700)対応で、256MBをオンボードで搭載。Micro DIMMスロットを持っており、BTOでは最大768MBまで増量可能だ。ハードディスクの容量も最大60GBまで3種類から選択できる。左側面に内蔵される固定式の光学ドライブは9.5mm厚の超スリムタイプのため、現状では記録型DVDドライブは選択肢になく、CD-RW&DVD-ROMコンボドライブとなる。通信機能としては100BASE-TXイーサネットとFAXモデムを標準装備。BTOではIEEE802.11b/g準拠の無線LANアダプターも追加できる。
キーボードは主要キーのピッチは19mmと十分で、タッチ感も悪くない。ただ、数字キーの縦サイズが約11mmと小さい点には少々慣れが必要だ。タッチパッドは、左右のクリックボタンを一体成型したタイプになった。 |
バッテリのサイズは、軽量バッテリ(駆動時間約2.3時間/装備重量1.54kg)か、長時間バッテリ(約4.8時間/1.68kg)のいずれかがBTOで選択可能。IEEE1394(4ピン)はこの面の右端にある。 |
アグレッシブな価格設定は健在
絶対性能、価格性能比の両面でライバル機を圧倒
付属ソフトは、DVD再生ソフト「WinDVD」やCD-R/RW書き込みソフトの「B'sRecorder GOLD」「B's CLiP」に加えて、複数のネットワーク環境を自動的に切り替えてくれる「BB de!! スマートモバイル」、液晶の解像度をスムースに切り替える「Liquid View」、ウェブページの拡大/縮小、分割表示などが行なえる「Liquid Surf」などといったユーティリティもプリインストール。このほか、BTOでは、「Microsoft Office Personal Edition 2003」は、プラス1万8000円で追加できる。
アグレッシブな価格設定も健在だ。最小構成で12万8000円、1.40GHzのPentium M、メモリー256MB、40GBのHDDという組み合わせにIEEE802.11b/g対応無線LANを加えた評価機の構成でも15万3000円と、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る。最高で1.70GHzのPentium Mが搭載できるのも同社ならではの特徴で、低電圧版のCPUを搭載する他社の2スピンドルモバイル機に対しては性能面でも大きなアドバンテージがある。絶対性能、価格性能比の両面でライバル機を圧倒する強力なニューモデルといえる。
SPEC | |
製品名 | Endeavor NT330 |
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CPU | Pentium M-1.40/1.50/1.60/1.70GHz、Celeron M-1.20GHzから選択 |
チップセット | インテル855GME |
メモリ | DDR SDRAM(PC2700) 256/512/768MB |
液晶/解像度 | 12.1インチ/1024×768ドット |
グラフィックス | チップセット内蔵 |
HDD | 30/40/60GBから選択 |
FDD | - |
光学ドライブ | CD-RW&DVD-ROMコンボドライブ |
スロット | PCカード(TypeII×1)、3in1(SDメモリーカード/メモリースティック/MMC、メモリースティックPRO対応、メモリースティックの高速転送とセキュリティ機能“MagicGate”には非対応) |
通信 | 10/100BASE-TX(BTOでIEEE802.11b/g対応無線LANを追加可能) |
インターフェース | USB 2.0×3、IEEE1394(4ピン)、ヘッドフォン、マイク |
バッテリ駆動時間 | 軽量バッテリ使用時:約2.3時間、長時間バッテリ使用時:約4.8時間(BTOによりいずれかを選択) |
サイズ | 軽量バッテリ使用時:幅275×奥行き235×高さ31mm/最薄部25mm、長時間バッテリ使用時:幅275×奥行き245×高さ31mm/最薄部25mm |
重量 | 軽量バッテリ使用時:1.54kg、長時間バッテリ使用時:1.68kg |
OS | WindowsXP Home Edition/WindowsXP Professional/Windows2000 Professionalから選択 |