B5ファイルサイズ/1.54kgの2スピンドルモバイル機
NT300のタイトでスタイリッシュなボディを継承
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NT300から引き継ぐコンパクトでスタイリッシュなボディ。カラーリングも外側2面はネイビーグレーメタリックとシルバーのツートーンのタイトにキッチリと組みあげられており、しっかりした剛性感がある点も好印象だ。 |
端子類の配置は変わっても使いやすさは保たれており、コネクタの抜き差しが多いオーディオ関連、USB 2.0、メモリカードスロットなどは手前側に、LANやアナログRGB出力などケーブルが邪魔になるものは奥よりへという配慮がされている。唯一、IEEE1394(4ピン)のみ背面へと移動してしまったが、本体の奥行きが235mmとコンパクトなので、それほどアクセスに不便というわけでもないだろう。なお、装備する端子の内容はNT300とほぼ同じだが、3種類のメモリーカード(SDメモリーカード/MMC/メモリースティック)の読み書きに対応する3in1スロットが、メモリースティックPRO(メモリースティックの大容量バージョン)にも対応した(※1)。
端子類の内容はNT300とほぼ同じだが、レイアウトは大きく異なっている。右側面手前から、ヘッドフォン、マイク、USB 2.0、アナログRGB出力、ケンジントンロック。 | 9.5mm厚のコンボドライブは左側面に内蔵される。ケーブルを接続するLAN、モデムは奥に、USB2.0、3in1スロット、PCカードスロットなど着脱頻度の高いものは手前側に置くなどアクセスのしやすさにも配慮されている。 |
CPUはノーマル版のPentium M、
Celeron Mから選択可能
NT300同様、インテル855GMEチップセットを中核とするプラットフォームを採用する。CPUは、1.4GHzから1.7GHzまでのPentium Mに加え、この1月はじめに発表されたばかりのCeleron M-1.2GHzから選べる(この新CPUはすでにNT300のBTOメニューにも加わっている)。ほぼB5ファイルサイズのモバイル機ながら低電圧版でないPentium Mを搭載できるNT300はかなり珍しい存在であったが、このNT330のカテゴリ(1.5kg前後の2スピンドルモバイル機)となるとさらに珍しい。メインマシンとして使えるポテンシャルをもつ2スピンドルだけにこれは大きなアピールポイントとなりうるだろう。また、Pentium MからSpeedStep機能が省かれ、L2キャッシュも半分の512KBとなるが、コスト重視ならCeleron Mを選ぶのもいいだろう。