米Red Hatは6日(現地時間)、“Fedora Project”最初のソフトウェア『Fedora Core 1』の提供が開始されたと発表した。“Fedora Project”は、Red Hatがスポンサーとしての役割を果たし、コミュニティがサポートするオープンソースのプロジェクト。『Fedora Core 1』は、オープンソース・ソフトウェアからのみ構成されるLinuxプラットフォームで、今回のリリースは無償で提供され、テクノロジの開発プロセスに参加し、これを加速したいと望むコミュニティの開発者、テスター、テクノロジーを追及する人に向けたものとなる。高度な開発を行うコミュニティを対象とするために、“Fedora Project”では最新のオープンソース・テクノロジを積極的に取り入れる。また、結果的に「Red Hat Enterprise Linux」のようなRed Hatの充実したサポートサービスを含む有償のソリューションに採用される可能性もあるテクノロジの検証基盤としての役割も果たす。この後、Red Hatとコミュニティは、Linux 2.6カーネルの統合を含む最先端テクノロジの次の波に焦点を当てた「Fedora Core 2」の開発に取り組んでいく。