「SL-K8AV2-RL」 |
SoltekからATXフォームファクタながら、価格が1万2300円という安価なAthlon 64対応マザーボード「SL-K8AV2-RL」が発売された。搭載するチップセットは“K8T800(+VT8237)”で、黒い基板に紫色の拡張スロットという構成はちょっと不気味だ。販売しているのはZOA秋葉原本店。
CPUソケット上部に2本のDDR DIMMスロットを装備する変則的な構成 | 取り扱い店舗は少ないので、買うなら早めに動いたほうがよいかも |
価格が価格であるため、仕様はいたってシンプル。拡張スロットはAGP×1、PCI×5となり、CPUソケット上部に2本のDDR DIMMスロットを装備する変則的な構成となっている。オンボードインターフェイスには“VT8237”によるSerial ATAが2ポート、10/100イーサネットのほか、6チャンネルサウンド機能と必要最低限にとどまる。
なおマニュアルによるとオーバークロック機能は、FSBが200~233MHzを1MHz刻みで、CPUコア電圧が0.800~1.700Vを0.05V刻みで設定可能なほか、AGP電圧は1.5/1.6/1.7/1.8Vの中から、メモリ電圧は2.5/2.6/2.7/2.8Vの中からそれぞれ選択可能なようだ。
やはり同価格帯で販売されていたAOpen「AK86-L」は現在品薄状況が続いており、今回の「SL-K8AV2-RL」も取り扱い店舗は少なそう。とにかく安いマザーを探しているのなら、早めに動いたほうがよいかもしれない。
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